長編小説を読むのが苦手なあなたへ、短編小説を
@Amedam0117
-ESCAPE-
目が覚めたらいつもと違う部屋、なんてそんな夢物語みたいなことはなくいつもと変わらない、いつもの部屋だ。たまには違う景色も見てみたいもんだよ。周りにはベットだけ。ベットの上には疲れきった顔の見た目相応の奴らや、ここに居るにはまだ若すぎる奴らもいる。毎日決まった時間には白衣を着た奴が来る。一言目はみんな決まって、「気分はどうですか?」だ。答えはこう、「最悪」に限る。飯だって味の薄いものだし俺らの体調を聞いて、何かを飲ませて機械やら管やらを付ける。毎日が同じような感じだ。あぁ、早く俺を助けてくれ、、痛い、辛い、、今すぐにでも"実験施設"なんて出てやる、、。
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