清涼感漂う 清々しいお話。物語の先を思い浮かべ、幸せを感じる

終始、ラムネのごとく清々しいお話が続きます。
こまかな 気泡と、カランとなるビー玉の音が聞こえてきそう。

教師と先生の間で、恋は成り立つのだろうか…。
憧れを成熟させるときめきが、確かに伝わって微笑ましい。

数学教師の御影先生、案外ロマンティストで、こんな先生がいればなぁと思ってしまう。

幼さの残る、学生ならではの気持ちの揺れを表現された文章は、教室での1コマを十分 思い浮かべられる。

話の2年後を想像でき、幸せな気持ちになれる作品です。

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