転生したら鬼の子でした…〜自分磨きを惜しまない令嬢の物語〜

ごりこすごり子

プロローグ

第1話プロローグ①

真田茜さなだあかねは疲れていた。


私の名前は真田茜さなだあかねという。

私は極々平凡な医学生である。

何にも楽しいこともなくただただ勉強に打ち込む日々。


もう疲れた。


医者になりたいと小さい頃から思い、ここまで来たけど忙しすぎる。


大学生になったらおしゃれして、彼氏作ったり、一人旅行に行ったり…

そんな日々を想像してた。


だけど実際は、彼氏いない歴=年齢

寄れたTシャツにジーパンのおしゃれもかけらもない服装

メイクもほぼしてないに等しい薄化粧

その上、対して可愛いわけでもない。

毎日勉強、勉強、勉強、実習、アルバイト、勉強、勉強、勉強、勉強!

憧れてた日々とは程遠い。


しょうがないけど、息抜きに一人旅行とかしたい。

遠い世界に行ってみたい。


そんな夢を描きながら毎日頑張っている本当に冴えない大学生それが真田茜さなだあかねである。


もう何も考えられない!


しばらくぼーっとしていると、突然体の奥底が熱くなってきた。


感じたことのない熱さだ。


「なにこれおかしい」


そう思った瞬間、謎の光に包まれ、私の意識がぷちっと音がして途切れた。

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