パンパンパン

クライングフリーマン

パンパンパン

 父が、よく入浴後、パンパンと音を鳴らしていた。

 お尻を叩いているのである。

 母は、私と同じ脊柱管狭窄症だった。私の部位は腰部で、母は頸部。

 ひょっとしたら、父も脊柱管狭窄症だったかも知れない。

 何故なら、私も、風呂上がりにパンパン鳴らしているから。

 痛いからである。お尻の神経が。

 例えが適切かどうかはともかく、蚊に刺された後、赤く腫れて盛り上がった所を叩くように。

 立っている時は、感じない時もある。

 だが、横になると、右を向いて寝られない。

 心臓に負担があっても左側を向いて寝ている。

 真ん中?勿論、痛い。

 今の所、『決め手』はない。

 父や母より『老化』が進んでいるから、既に、私自身のカウントダウンは始まっている。

 明日は、母の百か日法要である。

 百か日(ひゃっかにち)とは、故人が亡くなってから100日目を迎える日、またはその日に執り行われる法要である。故人を偲び、遺族が悲しみから立ち直り、前を向いて生きていくための節目として行われる。

 百か日法要は、出苦忌(しゅっくき)や卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれる。

 百か日法要の由来には、次のような説があります。

 仏教では、100日目に故人の魂が新しい世界で生まれ変わるのか否かの再審判が行われるといわれている。

 百か日法要では、僧侶に読経をあげてもらい、故人の冥福を祈る。法要後には、親族や故人と親しかった人たちを招いて会食を行うのが一般的だとか。

 坊さんが、『省略する檀家』が多い、『年忌のように派手にしない』(読経は15分程度で、月参りモード)と、言っておられるので、お布施も『相場』でなく、『そこそこ』にすることにした。

 当家の宗派・真言宗では、高野山に持参するのがベスト、ということになっているが、『努力義務』だから、行かない。関わっている『院』が共同参画している菩提寺では、『納骨』に5万円かける2で10万円かかる。

 そこで、親族と相談の上、自分達で『当家の墓』に『本骨』とともに『喉仏骨』を納骨することにした。

 ただ、明日は雨だから、納骨自体は順延するしかないかも知れない。墓参りはしておいたが・・・。

 長男の(強制)義務は多い。まだ、相続手続きは進行中。大掛かりな詐欺だったら、そうしよう?と考えないでもない。

 ドゥ・マイ・ベスト!!

 ―完―

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パンパンパン クライングフリーマン @dansan01

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