第19話 燻製肉、大ヒット!? ギルドで争奪戦勃発! え、俺が”肉の王子”だと!?
1. ギルドで燻製肉の初販売! → まさかの大行列!?
ギルドのカウンターに、俺が作った 「坊ちゃま特製! 栄養満点! お手軽価格!」 の燻製肉が並ぶ。
「いやいや、こんな大げさな……」と思ったが、ギルド職員が 「これくらいのキャッチコピーが大事なんですよ!」 と熱く語るので、まぁいいか。
販売開始直後。異変が起きる。
「おっ、燻製肉だ! これ、美味いんだよな!」
「安いし、持ち運びも便利だし、狩りの最中に食べるのにちょうどいいんだよ!」
「これ、坊ちゃまが作ったんだろ? なら間違いねぇ! まとめて買っとくか!」
……えっ? そんなに期待されてるの!? 俺の燻製肉。
しかも気づけば ギルドのカウンター前に行列 ができているではないか!!
「待って待って! みんなちょっと落ち着いて!? これ、そんなに珍しいもんじゃないよ!?」
と慌てる俺の声は 誰にも届かない。
そして―― 在庫、瞬殺。
カウンターのギルド職員が目を丸くしながら俺に言う。
「坊ちゃま、まさかの “即完売” です。 追加納品の予定はありますか?」
「……えっと、ないよ!?」
「えええええええ!? それは困ります!!」
職員さんが叫ぶ。
「ギルド内でも ‘坊ちゃまの燻製肉’ は、貧乏な若手冒険者たちの命綱になるんですよ!?」
「せめて次回入荷日だけでも教えてください!」
俺、そんな社会的インフラになっちゃってるの!?
2. 予想外の “燻製肉戦争” が勃発
「うおおお! 俺の分がない!!」
「予約ってできます!? 1週間分くらいまとめ買いしたいんですが!」
「坊っちゃん! 俺の胃袋のために追加生産頼む!!」
なんだこの異常事態は!?
ここは 武器と依頼を求める “冒険者ギルド” だろ!?
いつの間に “燻製肉争奪戦” が繰り広げられるような場所になったんだよ!!
しかも、いつの間にか “肉の王子” なんて意味不明なあだ名をつけられている。
俺、別にそんな高貴な食材を扱ってるわけじゃないぞ!?
3. 両親とメイドのリリーに相談
帰宅後、燻製肉の売れ行きについて報告すると――
母さんが 満面の笑み を浮かべながら言った。
「すごいわねケイロン! これで領地の経済にも良い影響が出そうだわ!」
「え、そんな大げさな話じゃなくて……俺、ただの燻製肉作ってるだけだよ?」
「ううん、この領地にとってはすごく大事なことなのよ?」
父さんも冷静に頷く。
「冒険者が増え、狩りの頻度が上がれば、それだけ討伐依頼が回る。
そして討伐した魔物の素材はギルドで売られ、流通が生まれる。
お前の燻製肉は、その流れをより活発にする ‘触媒’ になるんだ。」
「……え、俺の燻製肉、そんな大それた役割になってるの!?」
「ええ、坊ちゃまの燻製肉は 冒険者にとっての栄養補給食として完璧 です!」とリリーもニコニコしながら言う。
「そ、そうなのか……」
確かに 保存が効いて持ち運びが楽 だし、魔物の肉は栄養価が高い からな……
うん、確かに良いことばっかりだ。
「でも俺、一人で作れる量には限界があるんだよね……」
「それなら、孤児院の子供たちに手伝ってもらうのはどうかしら?」
リリーの提案に ピンときた。
「それだ!!」
4. 森の浅い部分での狩猟許可!
「でも、ホーンラビットの狩猟範囲が足りなくなってくるよな……」
「父さん、母さん。もう少し広い範囲で狩りをさせてもらえない?」
すると、父さんが 静かに俺を見つめ、こう言った。
「ケイロン、これからは 森の浅い部分まで狩りに行っていい。 ただし、慎重にな。」
「本当!? やった!!」
「ふふっ、お肉がもっと手に入るなら、燻製肉も増えるわね♪」
ついに 狩猟範囲が拡大!
これで ホーンラビットの供給量が安定する。
「よーし! 明日からさらに狩りまくるぞ!!」
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