第2話 体育 サッカー
いざっ試合!
「よろしくお願いします!」
並んで試合を始める
「真宙!柚子琉!いくよ」
「言われなくてもやったらぁ!」
「さぁ、ボコボコにしてやるよ」
ピーッ!
笛が鳴って攻める。
最初は柚子琉がパスを出す。
「はい!」
「あいよぉ!」
柚子琉から私にパスが出される。
「やべぇ!全員守れ!」
「止めろ!」
「止まれっ」
言葉通り、止ってあげるよ。
ピタッと私は止まりそれに驚いたのか3人も止まった。
「ほら!ガラ空きだぞ!」
そう言うとゴール前にいた真宙にパスを出した。
真宙は、ボールを取ると思いっきりボールを蹴った。
ドガっと、とてつもなく痛そうな音を立てて。
うわー痛そぉー
相手はぽかんとした顔でこちらとゴールを交互に見ている。
「ほら、お次どうぞ?」
と、真宙はゴールからボールを取ってこちらへ転がす。
表情は、ニヤッと笑っていた。
真宙…あなたもしかして怖い人?
それから、10対1で私たちが勝った。
「雅ナイス!」
「まさか、雅に打たせないで勝てるなんて」
柚子琉は勝ったことを喜んていて、真宙は、作戦に感心していた。
「まあ、俺が強いと思ってるわけだから当然来る
だから、それを狙ってやっちゃえばいい」
言い切ると柚子琉が。
「で、この作戦を他のチームが見たときにこう来るのかと思わせて」
と、言った。
続けて真宙が
「雅がやりまくると」
「勝っちゃうよー?」
「くっ強すぎだろ!お前らっ」
「勝てない…やっと1点だぞ?!」
「無理ゲーだよ2位狙おー」
と、戦った相手は言っている。
いや、あのチーム諦めてんじゃん。
「はい!次のコート進んでー」
「おーおーおーっ」
「これはこれは」
「雅様っ!!」
2人はカッコつけようとしたのか最初になにか言いたそうだったが…
「あれ、対戦、佳子(かこ)と春姫(はるひ)と陽斗(はると)じゃん」
『おーおーおー』と言っていたのが陽斗。
『これはこれは』と言ったのは春姫。
『雅様っ!!』と言っていたのは佳子。
「雅様!頑張ってくださいっ!!」
「ええ?敵チームでしょ?佳子」
「ほんとだぞ!」
陽斗は不満そうに言う。
「まあ、雅には勝てないかもだけどねー」
呆れたように春姫が続ける。
線に並んで挨拶をする。
「よろしくお願いしますー!」
ピーッ
「手加減はしないよーっ!」
春姫が意気込む。
「ほら!真宙!柚子琉!いくよ!」
2人に声をかける。
「おお!やってやろうじゃねぇか!」
「あはは、やってやろーよ」
2人もやる気満々だ。
ボールは相手から。
相手はすぐゴールを狙い、蹴ってきた。
それを柚子琉が取り、ゴールへ走った。
「こっち!」
私が合図を出すとこちらにボールを蹴った。
ボールを受けとって周りを見る。
3人ともそれぞれについていた。
「ふーん?見てなかったな?さっきの」
さっきの動きを見ていれば避けられたはずだ。
「いっきまーす」
私がパスを出すと思ったのか、マークを固めた。
ポスッ
私がゴールを決めた。
「なっ!」
「そんな!さっきのはっ!」
「キャーッ!雅様!かっこいいっ!」
びっくりしていた。
「同じ事すると思う?」
「バカだねー」
それから、1点も許さず点を決め続けた。
ピーッ
「うっしゃあ!決勝!!」
「やっと終わるー」
2人はここまで来たことに喜びを感じている。
「帰りたーい」
一方私は今すぐにでも帰りたかった…ということにする。
「まだ1時間目だぞ」
柚子琉に突っ込まれてしまった。
「だってー1時間目から疲れたんだもーん」
言い訳をすると真宙が
「あ、珠羽先輩」
「なにっ?!」
「ほら、あそこ」
真宙に大好きな先輩の名前を出され先輩を探す。
真宙の指さすところは2年生の校舎。
「ふあああっ!!」
思わず叫んでしまった。
その声に気づいたのか珠羽先輩はこちらを向いて手をふった。
「きゃああああああっ!!」
すぐさま手を振り返す。
先輩は授業に戻ったので私は気合を入れて。
「優勝したらぁ!」
「おースイッチ入った」
「スイッチはいるの遅くね?」
なんて呆れている味方とは裏腹に敵は怯えていた。
「ひええっここまで来たのはいいものの、負ける気しかしねえっ」
「やばくね?スイッチ入ったってよ」
「サッカー部でも勝てねぇよ!」
決勝ということもあり、試合の終わったチームがコートを囲んでいた。
「気をつけ!礼!」
『お願いします!』
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