第18話
誰かが傷付いて、壊れていくところは、もう二度と見たくないんだ。
「傑、パン買ってきてよ。」
ぼくを見てニヤッと笑うクラスメイトは、ぼくをいつも馬鹿にしている。担任の先生は見て見ぬフリだ。クラスメイトも何事もないように過ごしている。
ぼくは弱虫だから、従うことしかできない。
買ってきて、と言われたからってお金を渡されるわけじゃない。買っても、ありがとうの言葉一つすらなくて、虚しくなる。いいように利用してばかり。昔は怒ってくれる幼馴染がいたけれど、今はあの子も変わってしまったから。ぼくは一人で頑張るしかない。
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