最強少女は異世界を満喫する
小鳥遊 月華
タルタン聖王国編
第1話 プロローグ
「これは私の独白だ。聞くも聞かないも好きにしてくれ。」
神は実在すると言われたら貴方はどうする?
多くの人は疑うだろう。そんなものは存在しないと。存在しないのが世間一般の常識であると。
その考えを私は否定しない。
だがこの世界においてはその常識は通用しないと思ってもらって構わない。
この世界においても神がいないというのは世間一般の常識である。
しかしこの世界、もしくは別の世界でもいい。悪魔の証明というものがある。
悪魔の証明を簡単に解説しよう。悪魔の証明とはあるものをあると証明するのは可能だが、ないものをないと証明するのは不可能だということ。
これに則れば神がいないことを証明するのは不可能だ。
なにが言いたいのか疑問に思っているだろう。
結論を言おう。
私は神だ。それも最高位の神だ。
ああ。一つ言っておこう。信じるも信じないも貴方次第だ。
私は存在が確立した直後、最初にzero地点という世界を創った。
次にzero地点を起点とし、天獄という世界と、神世界という世界を創った。
天獄は私の配下のみが住んでいる世界だ。
神世界は私の後に生まれてきた私と同等の神の配下が住んでいる世界だ。
私の配下は全員私の血から生まれた存在だ。
最後に実験用在住世界を創り、人類や魔物、惑星など数多のものを創った。それが貴方達が住んでいた世界。第9実験用人類在住世界の中にある一惑星、地球。
私達が召喚されたこの世界は第327実験用異種族混合在住世界の中にある一惑星、アルフェリア。
これから語るのは最高位の神である私が地球で人の生活を送っていたらアルフェリアに召喚され、偶に本気を出しながら異世界を満喫する話。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます