⌘　登場人物　⌘　　　順次追加します。

◎ 桃・紅・オルソン　

《モモ・ベニ・オルソン/居村　桃》

祖父がスウェーデン人、祖母が日本人。

母である円磨（エンマ）が大学生の時に、結婚しないまま出産した婚外子。

エンマの海外の仕事に連れ回された為、子供の時は言葉が混ざっていたのを

心配した祖父により、十代半くらいから母と離れて祖父母のいる日本で暮らす。

日本の大学院からスウェーデンの大学に入り直し、研究員として勤務していたが、日本に出向する事になり数年ぶりに帰国。

◎ 藤枝　公太郎　《ふじえだ　こうたろう》

桃の祖父であるヴィゴの教え子。

大学時代に時給2千円で桃に日本語を教えるバイトをしていたがあまりの宇宙人ぶりに意思疎通から苦労をした。

現在は桃の上司。

桃がまだちゃんと漢字が読めずに公をハムと読んだ事により、ハム太郎と呼ばれている。

◎小松川　悠　《こまつがわ　はるか》

桃の母親違いの弟。

高祖父の時代から続くグループ企業の役員。

好青年で女性社員ばかりか男性社員からも人気があり、爽やかでとても人当たりが良い。

◎ 葉山　月子　《はやま　つきこ》

社内医。

社員からの信頼も篤く、人気もある。

熱中症になりがちな桃の健康指導、生活指導をしている。

少々酒乱気味。

◎ ヴィゴ・オルソン

桃の祖父。70年代にスウェーデンから来日。

スウェーデンと日本の大学で勤務し、文化人として知られている。

娘であるエンマには厳しく日本語、スウェーデン語、英語、ドイツ語を教え込んだのに、桃が第一言語すらあやふやなのにショックを受けて、美容師の妻と共に桃を日本で教育を受けさせる事にした。

桃の両親もまた彼の教え子。

悠（はるか）の祖父とは古くからの友人。

◎ オルソン・峯礼・薔子　《オルソン・みれい・そうこ》

桃の祖母。エンマの母。ヴィゴの妻。

長年美容師をしている。

夫と共に桃を養育して、教養をたたき込んだ。

実家が呉服屋。

着付け、茶道、華道、和裁等を身につけていて、仕事にも生かしていた。

◎エンマ・オルソン　《居村　円磨》

桃の母親。

学生時代に小松川　匠との間に桃を設け、結婚しないまま桃を出産。

父の国であるスウェーデンに帰国、政府系の仕事であちこちの国に赴任していた。

現在はアメリカの企業でダムを建設している仕事に従事。

◎小松川　匠　《こまつがわ　たくみ》

桃と悠（はるか）の父親。

グループ企業のCEO。

一年のほとんどを海外を移動するようにして生活している。

桃が日本に出向するにあたって引き受けた。

◎ 小松川　紫乃　《こまつがわ　しの》

匠（たくみ）の母、悠（はるか）の祖母。

夫を亡くし、体調を崩し、桃に会いたいと望む。

匠（たくみ）とエンマの結婚には反対した。

◎ 小松川　鼎　《こまつがわ　かなえ》

匠（たくみ）の父、悠（はるか）の祖父。

ヴィゴとは古い友人。

桃には一度だけ会った事があるが、再会しないまま他界。

◎ 英　保真智　《はなぶさ　ほまち》

紫乃の友人の次男。

ホテル経営の仕事をしている。

桃の元婚約者。

◎英　宝　《はなぶさ　たから》

保真智（ほまち）の妹。

◎ レオン・ヨナタン・リンド

大学で美術史、構造美術の講義を持っている傍ら、制作もしている。

桃とはスウェーデンの大学で出会う。

◎ 南澤　雛　《みなみさわ　ひな》

桃の幼馴染み。

桃がまだ日本に不慣れな頃から、根気強く友達でいる事を諦めなかった。

結婚後、苫米地（とまべち）　雛　となる。

◎クリス・ファーガソン

エンマの夫。歯科医。

◎ドロシー・ファーガソン

エンマとクリスの娘。桃の妹。

◎長谷川　八一　《はせがわ　やいち》

個人で三毛猫タクシーを運営している。

元は会社員だったが過酷な環境にメンタルを削られていたところ、野良猫のマルオと出会い、転職。

◎みりん

公太郎が保護した野良猫。

小料理屋の裏の段ボールに居た。

桃が飼う事になった。

◎クリスティーヌ《マルオ》

月子の飼い猫。

元は八一が保護した野良猫。

◎ミカエル・アベルソン

スウェーデン人。

レオンの友人であり代理人。

アメリカのN.Yで美術商として画廊を経営している。

◎サーラ・アベルソン

ミカエルの妹。

アーティストのマネージャーをしている。

現在、パリ在住。

レオンの事がずっと好き。

◎イリス・ヴィダル

パリの女性菓子職人（パティシエール）。

コスメ類も取り扱っている。

同名の会社の経営者。

一時期、エンマと父が交際していた事により、桃と姉妹のように育った幼馴染み。

◎ニコラ・ヴィダル

パリのビストロのオーナーでイリスの父。

かつてエンマと交際していた。

二つ星のオーベルジュのシェフの経験もある。