第2話

そんな小学校時代を過ごして

中学に上がったとき

母親が男と夜逃げした


兄貴と私を置いて


兄貴は丁度

受験のシーズンだったけど

受験を諦めて

先輩が働いている

土木関係の仕事に就くことになった


私はまだ小学校6年生の出来事


教師は私を心配したが

家庭訪問は

一切しなかったし

保健所も来たりすることはなかった


中学に上がって

私も兄貴のようにグレ始めた


先輩に目をつけられて

呼び出されたヶ度

返り討ちにした


他中の女子と

殴り合いの喧嘩をした


それでも父親は愚か

兄貴すらそんな私を見ても

何も言わなかった

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