第二話:「戦国大名への挑戦!」
第一章:謎の武将との出会い
ののりとさほが野武士を撃退して数日後、村には平和が戻っていた。しかし、戦国時代はそう甘くはない。ある日、一隊の騎馬兵が村にやってきた。
「お前たちが野武士を倒した子供たちか?」
馬の上に乗るのは、鎧に身を包んだ武将だった。鋭い目つきに立派な髭。村人たちは震え上がる。
「名を名乗れ!」
ののりは一歩前に出て言った。
「私はののり!この村を守った者です!」
「私はさほ! おにぎりが好き!」
武将は驚いたように目を細めた。
「ほう……子供が戦を? これは面白い。ならば、我が城に来い。我が主が貴様らに会いたがっておる」
ののりとさほは顔を見合わせた。これが新たな戦いの始まりだとは知らずに……。
第二章:織田信春との対決
城に到着したののりとさほを待っていたのは、立派な甲冑を着た男だった。
「我は織田信春。信長の従兄弟であり、ここ一帯を治める者だ」
織田信春は不敵な笑みを浮かべた。
「そなたらが野武士を倒したとか? では、力を見せてもらおう」
ののりは心の中で焦っていた。
(どうしよう? 武将相手に戦うなんて……)
「ならば、戦ではなく、知恵比べをしましょう!」
「ほう? 知恵比べとな?」
ののりは地面に「九九表」を書き始めた。
「これを使って、最強の戦略を考えます!」
第三章:掛け算戦術 vs 戦国戦術
ののりは村の戦いで学んだ「掛け算戦術」を考案した。
「3×4=12の隊列を作れば、少数でも敵を囲めます!」
「ふむ……お主、戦の才能があるな。ならば、そなたの策と我が戦術、どちらが上か勝負としよう」
そして、信春の兵と、ののりが指揮する村人軍の「戦略勝負」が始まった。
「3×4隊形で前進!」
村人たちは計算された動きで信春の軍を翻弄する。
「なんと、これほどの戦術があるとは……!」
最終的にののりの作戦が功を奏し、信春は戦を止めた。
「負けを認めよう。お主たち、我が軍に入らぬか?」
第四章:ダンスで仲間を増やせ!
「戦だけじゃなくて、楽しく生きたい!」
ののりは突然、よさこいを踊り始めた。城兵たちは驚く。
「なんだ、この踊りは!?」
「楽しいでしょ? これをやると、みんな仲良くなれるんだよ!」
信春は一瞬驚いたが、やがて大笑いした。
「お主ら、面白いな! よし、そなたらに力を貸そう!」
こうして、ののりたちは織田信春を仲間にすることに成功した。
第五章:さほのおにぎり作戦
一方、さほは兵士たちに向かって「おにぎりを作ってあげる!」と言った。
「えっ……?」
さほが握ったおにぎりを食べた兵士たちは感動。
「う、うまい……!」
「戦で荒んでいた心が癒やされる……!」
「我ら、さほ殿に仕えます!」
こうして、さほの「おにぎり外交」により、さらに兵士たちの心をつかむことに成功した。
エピローグ
信春の城を去る前、信春はののりに言った。
「戦国の世を生き抜くならば、さらに強い者と戦わねばならぬ」
「強い者……?」
「そう。戦国最強の忍者たち、『黒影忍者団』だ」
次の敵は……最強の忍者軍団! ののりとさほは、この時代でさらに成長するため、新たな戦いへと歩み出す。
次回予告:「黒影忍者団の襲撃!」
突然の襲撃! 暗闇から忍び寄る影! ののりの算数戦術と、さほの100dBおならは忍者に通用するのか!?
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