【第三部:アリスの変化と試練】第14話:再生の儀式、愛の試練
祭典の夜、厳かな鐘の音が礼拝堂に響き渡る中、アリスは薄闇に包まれた空間へと足を踏み入れた。
「おいでやす、院長はん。今日もたっぷり愛の鞭、受けさせてもらうえ?」
彼女は花魁言葉を巧みに操り、頬を染めて修道院長を見つめた。神への奉仕を誓うはずの儀式は、すでにアリスにとって別の意味を持ち始めていた。厳格で冷徹だった修道院長も、次第に己の新たな快楽に目覚めつつあった。
「アリス、今日は特別な日です。あなたの心から罪を取り除き、新たな純潔を手に入れるのです…さあ、覚悟はできていますね?」
修道院長は黒い修道服の裾を翻しながら、手にした木製の板をそっと撫でる。アリスは期待に満ちた表情で、恍惚の笑みを浮かべながらうなずいた。
「ほんなら…たっぷりと懺悔させてもらいますえ♡」
バシン!
最初の一撃が放たれた瞬間、アリスの背筋がピンと伸びた。
「あぁん!院長はん、もっと…!おおきにぃ!」
修道院長は、その姿に目を輝かせながら、次々と「指導」を加えていく。やがて二人の間には、奇妙な禁断の愛が芽生えつつあった。
ところが、その儀式の最中、祭壇の裏に隠れていた神父がこっそりと様子を伺っていた。彼女は普段は厳格な信仰の象徴だが、今夜の光景に心が大混乱。頭の中で「これは絶対にダメだ!神の前でこんな下世話な気持ち、許されない!」と叫びながらも、アリスの艶やかな声や修道院長の冷徹な表情に、なぜかドキドキが止まらない。
「いやいや、ダメだよ、神父!お前、聖職者だろ!でも…でもあの声、ちょっと…いや、ダメダメダメ!」彼女は自分の頬が熱くなるのを感じ、慌てて顔を扇ぐ。だが、バランスを崩し、ドサッと大きな音を立てて転んでしまう。
「…しまった!」神父は冷や汗を垂らし、地面に這いつくばったまま固まる。頭の中では「ま、まあ、ちょっと見ただけなら…罪にはならんよね?いや、なるなる!でも、ちょっとだけ興奮したのは…神様、許してください!」と自己嫌悪と興奮が入り混じっていた。
アリスと修道院長が一斉に振り向く。「あら~?神父はん、ええとこにいはりますなぁ。見てはったん?」アリスが艶っぽく笑いかけると、神父は「ち、違います!これは…その…!」
と慌てふためき、顔を隠す。でも、心の奥では「見た見た!全部見た!しかも、ちょっと…いや、すごく…うわっ、ダメだ、私!」と葛藤が続く。
そこへ、厨房で食べ過ぎたフローレンスが青ざめた顔で礼拝堂に飛び込んできた。
「こ、これは…!えっ、ちょっと待って、何してるの!?いや、待って、それどころじゃない!お、お腹が…うぅ…」彼女はもんどりうって膝を抱え、壁に寄りかかる。
「フローレンスはん、こんな大事な時に…」アリスが妖艶な微笑みを浮かべ近づくと、「ちょいと、どすか?わてと一緒に…愛の儀式、受けてもろてもええんやでぇ…?」と誘う。
「いや、そういうのいいから…!無理無理無理、今、そういうの全然考えられないから…うぅ…」
フローレンスは必死にスルーしようとするが、突然、ブボボボボッ!!!と礼拝堂に破壊的な音が響き渡る。
全員の動きがピタッと止まった。アリスは呆然、修道院長は鼻を押さえ後ずさり、フローレンスは顔を真っ赤にしながら涙目で「あぁぁああっっ!!今のは違う!今のは!違うってばー!!!」と叫ぶ。
「こ、これは…新しい試練…?」アリスが呟くと、修道院長はついに倒れ込み、「う…っ、あ、アリス…私たち…いったい…」と漏らす。
しかし、神父の興奮は収まらず、彼女は祭壇の蝋燭に目を留める。
「これは…罪でしょうか?それとも、神からの試練…?」と心の中で呟きながら、決意を固める。
アリスをさらに深みにはめ込む特異な儀式を思いついたのだ。
「アリス、あなたの魂をさらに清めるために、新しい儀式が必要だ。」神父は静かに祭壇に近づき、修道院長を制止。ロープでアリスを十字架に拘束し、蝋燭の炎を近づける。
「これで清められる…はず…!いや、清められるわけないだろ!」と頭の中でツッコミを入れつつも、蝋がアリスの肌に滴るたび、彼女の声が甘く震え、神父はニヤケ顔になってしまう。
「うわっ、ヤバイ、私、完全にヤバイ…」
最終的にアリスは快楽と痛みの間で意識を失い、気絶する。神父は冷や汗を垂らしつつも、「これ、明日からどう教会に顔を出せばいいんだ…?」と呟く。修道院長は呆然、フローレンスは壁に寄りかかったまま、みんながそれぞれの混乱と興奮を抱えながら、厳かな祭典の夜は思いがけない形で幕を閉じた。
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