#14 状態異常
こんばんは。
なりちかてるです。
今回は、烙印の傷跡の世界での状態異常について、考えてみたいと思います。
最近のゲーム……最近でもないのかな?
なりちかさんが、TRPGをプレイしていた頃は、状態異常という考え方、そのものがなかったのですが、こういうのを決めておくと、プレイに幅が持たせられるので、便利ですよねー。
私が状態異常という概念を知ったのは、RPGツクールと、『空の軌跡』というRPGからですね。
状態異常は、シリーズ化していくと、どんどん増えていってしまうようですね。
紫紺のイーヴルアイズでは、どうなるんでしょうかね(他人事ww
状態異常には、優先度があり、通常、複数の状態異常を被っても、上位のものしか影響を受けません。
状態異常の優先度については、考えているところです(+o+)
それでは、シリーズでの基本的な状態異常について、説明していきます。
【被打】状態
一定のターン数、ダメージを受けてしまう状態です。毒状態のようなものですが、正確には毒ではないので、「被打」状態と呼ぶことにします。
【炎害】状態
被打と同じですが、ターン数は短いのですが、ダメージは大きい状態です。
炎系の呪文などの効果によるものが多いです。
【出血】状態
被打と同じですが、治療行為をするまで、ダメージを受け続けます。一部の武器によって、引き起こされます。
【睡眠】状態
普通、戦闘中に眠ってしまうことはないので、呪文などの影響となります。
この状態異常になると、解除されるまで行動不能となります。
戦闘中の場合、ダメージを受けると、即座にこの状態異常は解除されますが、ダメージは150%になります。防具などは有効です。
戦闘が終了しても、この状態が続いている相手には、戦闘不能状態へと移行させることが可能になります。
【麻痺】状態
行動不能の状態です。電撃系の呪文やシャドウなどの能力によって、この状態異常になることがあります。数ターンの間、この状態は続きます。四肢が使用不能になりますが、呪文を唱えたり、声を出したりは可能。睡眠状態と同じく、戦闘が終了しても、この状態が続いている相手には、戦闘不能状態へと移行させることが可能になります。
【硬直】状態
麻痺と似ておりますが、ターン数は少ないものの、より深刻な状態異常となります。戦闘スキルなどの影響によって、この状態異常となることがあります。まったく行動不能となり、呪文を唱えることはおろか、声を出すことも不可能となります。攻撃はかならず命中し、しかもクリティカルとなります。ターン数が短いので、この状態のまま、戦闘が終了しても、戦闘不能にはなりません……たぶん。
【束縛】状態
触手などによって行動不能に陥っている状態です。状態異常を加えているものが解除するか、その者が倒されない限り、解除されることはありません。呪文や声を発することも不可能で、さらに毎ターン、ダメージを負い続けます。触手に攻撃することによって、状態異常から解除されることもありますが、追加ダメージを負うことになります。
【凍結】状態
凍結系の呪文による状態異常。身体が氷漬けにされており、行動不能となっております。さらに毎ターン、ダメージを負い続けます。声を出したり、呪文を使うことも不能となります。
【石化】状態
呪文や呪工具によって引き起こされる状態異常。解除されるまで、ずっとこの状態異常は続きます。ダメージは一切、受けない状態となります。声を出したり、呪文を使うことも不可能。石化状態が長期続くと、解除されても意思がなくなっている場合がある。
【気絶】状態
頭部などに激しい一撃を受けて、意識喪失となっている状態です。呪文や武器による攻撃などによって陥ります。治療されるまで続き、ダメージのよって解除されることはありません。また、時間経過によって解除されることもあります。声を出したり、呪文を使うことはできません。睡眠状態と同じく、戦闘が終了しても、この状態が続いている相手には、戦闘不能状態へと移行させることが可能になります。
【戦闘不能】状態
HPがゼロになっている状態です。この状態に陥ると、アリアンフロッドはドールと分離され、魂はリスポーンゲートまで転送されて、拠点で目覚めることになります。この時に、負傷した傷跡など、新規のドールに転写されてしまいます。状況によっては、魂は転送されず、ドールが復活することもあります。"死亡"したドールが装備していたものは、ストレージに収めたもの以外は、失われてしまいますが、その後、回収することも可能です。多くの場合、小隊のメンバーが回収してきてくれます(全滅していた場合は、小隊で回収する、というクエストになるかもしれません)。
また、精神汚染が進んでいた場合は、リスポーンゲートではなく、アストラルフィールドへと転送されることもあります。
実際は、【戦闘不能】は状態異常ではなく、復活する可能性がないのであれば、死亡として扱われます。
【瀕死】状態
HPが残り少ない状態です。戦闘に不利な影響はありませんが、リンケージ・スキルなどによって、特別に攻撃力などが増すことがあります。
【出血】や【被打】【炎害】などによって、HPが残り少ない状態となっても、攻撃力が増すことはあります。
【狂戦士】状態
加護、もしくは呪文によって、この状態異常となることがあります。攻撃力とHPが増しますが、回避や防御力が減少します。加護の場合、味方と敵を判断できますが、呪文の場合は近くにいる者も無差別に攻撃します。【出血】や【睡眠】など、他の状態異常を被っても、常に【狂戦士】状態が優先され、その他の状態異常は無視されますが、他の状態異常が消えてしまったのではなく、【狂戦士】状態が解消された場合、他の状態異常の影響を受けます。
【戦闘不能】にもなりませんが、【狂戦士】状態が解除されたら、死に戻りをすることになります。
【狂戦士】状態は時間の経過、もしくは、呪文や天恵によって解除されますが、それ以外の方法では、解除されません。
【混乱】状態
混乱して、敵味方の区別がつかない状態です。積極的に攻撃はしませんが、攻撃されたら反撃します。敵味方の区別がつかないだけで、呪文やアイテムなどの使用は可能です。TRPG的に言うと、キャラクターはプレイヤーではなく、ゲームマスターが操作することになります。
【惑乱】状態
混乱がさらに進んだ状態異常です。茫然自失し、行動するのに制限を受けます。身を守ることもできず、意識はありながら、気絶している状態と同じとなります。
【狂乱】状態
混乱がさらに進んだ状態異常です。敵味方の区別がつかない上、見境なく攻撃をはじめます。標的が呪文を魔道機が使える状態なら、それを使用します。
【魅了】状態
チャームの能力を使われている状態です。戦闘など、感情が激している状態では、作用しませんが、そうでなければ、相手を友人や知り合いと思い込みますが、自分が不利益になるようなことはしきません。
【催眠】状態
チャームの能力を使われている状態です。戦闘など、感情が激している状態でも、作用します。相手を親しい人物と思い込み、命令には必ず従い、自分が不利益なことでも進んでするようになります。
【奴隷】状態
チャームの能力を使われている状態です。相手を自分より上位の存在と思い込み、どんな命令でも従ってしまう状態です。
【ノックバック】状態
激しい一撃を受けて、のけぞっている状態です。巨大な生物や武器でクリティカルヒットを受けると、この状態になります。
その場から後退し、次のターンまで攻撃が不可能になります。また、次のターンの攻撃の順位が最後となります。回避など防御行動にペナルティーを負います。
【暗闇】状態
呪文や魔道機によってこの状態異常は引き起こされることがある。視界が閉ざされ、見えなくなっている状態。攻撃は行えず、防御系のスコアにペナルティを受ける。呪文に使用は通常通り、効果を現わすが標的型は使用できない。
【リンク解除】状態
なんらかの理由により、エーテル・リンケージが使用できない状態。リンケージ・スキルも使用不可となっている。それ以外には、ペナルティーはない。
【沈黙】状態
音を出せない状態。声を出すことができなくなる。呪文は一部のものは使用不可能となるが、制限つきで投射が可能となる。
【静寂】状態
音が出せない状態。呪いのようなもので、呪文はすべて使用不可能となります。
【忘却】状態
記憶を失っている状態。仲間たちのことも忘れ、積極的に仲間を支援しようとしません。戦闘中にかけられた場合、自分の身だけは守りますが、それ以上のことはしません。
【恐怖】状態
恐怖を感じ、可能ならばその場から逃げだそうとします。身も守ることはできますが、よほど追い詰められない限り、攻撃しようとはしません。
つらつらと記してきましたが、状態異常はここらへんで。
ゲームもそうですけど、シリーズが進んでいくと、戦闘シーンに工夫を凝らしたり、ピンチを演出するために、どんどん増えていくものですね。
小説のなかで、ここはこんな状態異常に陥っているのだな、と思って頂ければ、よろしいかと。
次回は、魔力の呼び名について、書いてみたいと思います。
それでは~。
【設定】紫紺のイーヴルアイズ なりちかてる @feagults
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