#02 背景世界について(その1)

こんばんは。なりちかてるです。

前回は【紫紺のイーヴルアイズ】シリーズについて、語ってみました。

今回は簡単に、ですが背景となる世界について、記してみることにしましょう。

長くなったので、分割します💦


まずは……舞台となる世界ですが、実は異世界ではありません。

年代は具体的に設定していないものの、かなり未来の地球です。


リープホールポートという、次元と次元を繋ぐゲートが発見されて、いくつもの植民用の宇宙船が旅立ち、それから数世紀が経過した時代。

大航海時代を迎え、地球はゆりかごとしての役目を終えて、人口過剰問題も解決し、黄昏の時代を迎えております。

大国同士の抗争もなく、ゆっくりとした衰退へと向かいかけていたのですが、それも、長くは続きませんでした。


ゲートから、逆に侵略者たちが現われたのです。

機構軍、と呼ばれることになる彼らは、金属の体と交換可能なパーツ、AIによって知識と経験を共有する彼らはコミュニケーションをすべて遮断して、人類に抗争を仕掛けてきました。


一部の人類は、侵略から逃れて軌道上のコロニーへと逃れました。

ですが、機構軍は地上の制圧にしか興味はないようで、そちらへは戦力を割くことはありませんでした。


機構軍ですが……彼らは、これより後、アルフィリンと呼ばれる次元渡航種族の尖兵として、地球を占領する目的を果たすために行動を開始します。

ですが、人類も黄昏の時代へと入りかけていたものの、闘争本能を目覚めさせ、反抗を開始します。


結果的に戦線は膠着し、どちらも決め手を欠いたまま、となります。

そして、時代は分断線(ディバイデッドライン)の時代へと移り変わっていきます。


地上にいくつかのスポットが投じられ、各スポットの間に踏み越えられない分断線が構築されてしまいます。

さらに、地球全体の温度も急激に上昇して南極の氷がすべて溶けて、水位が上昇して、陸地のほとんどが海面下に没してしまいます。


人類は残された僅かな土地に縋りながらも一部の人々は巨大な武装された居住可能な艦船に乗り込み、機構軍との戦いを繰り広げていきます……。


この時代のことも小説で執筆したいのですが、何とも時間が……。

アイディアを思いついた時は、ウォーターワールドやアニメ「ラーゼフォン」、それにラノベの「風の白猿神・神々の砂漠」に嵌まっていたので、その影響大杉ですね💦

巨大ロボ同士の戦いなども考えておりました。

こちらの設定も考えていたので、機会がありましたら、またその時にでも詳しく。


ということで、背景世界について(その1)について、はこのあたりで。

運がよければ、その2に続きます。

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