恐悦
永楽恵人
第1話出会いの悦び
あの日僕は見た自分に起きた地獄と天国を
4月4日桜が満開になっている頃
1人部屋のリビングである少年がホラー映画をじっと見ていた、名前は『志楽 白戸 』見た目は10代前半の可愛らしい見た目だが実は今年で18歳になるただ可愛くない点があるとすれば、彼は黒く光の無い目をしていた。
「あぁあ面白くない――
どの映画もありきたりすぎるしぃ少し違うタイプでも現実味がないしリアルでもない
さらに最近のは、コンプラが激しいからな――――」
志楽は、ホラー映画を見ながらそうつぶやいた。そう志楽は、大の怖いもの好きなのである何をするにしても――恐怖、血、グロ、
そして―――死――これをいつも連想しながら1人で生活をしていたが、やはり飽きが来ていた彼が今まで見てきた、ホラー系統は
ホラー映画、10009本
ホラー漫画、5480冊
ホラー小説、7500冊
ホラーアニメ、3000回視聴
怪談ラジオ、10000回
それらの数なんと合計、――40989回――
それらを見てきた志楽にとっては最近のはどんどんつまらなくなっていっていた。
「もう見飽きたからなどうしようか――
そういえばこうやって聞いたり見たりするのは慣れたけど実際に怖いところには行ったことはなかったな――よし探してみるか」
そう志楽は、40989回ものホラー系統の物を知っているが実際に経験したことはなかったそして志楽は、早速スマホで、心霊スポットを探し始めた――――
「ほぅほぅ色々ありますな――ん?入ったら出られない恐怖の館?・・・って出なきゃどうやってこの情報手に入れてんだよ!!馬鹿馬鹿しぃ次は―――――謎のうめき声が聞こえる廃病院(動画付き)?面白そうじゃん見てみよ」
そうして志楽は、動画の再生ボタンを押した
―森の中廃病院の端っこが、写り聞こえる―
「ヴブォォォ」
ただそれだけだった――
だが、それだけで志楽は、わかった
「――マジかこの音合成じゃない――」
そう志楽は、何度も映画などを見て聞いてきたからわかった合成か否かを志楽は、喜んだ
「よしここに行こう!!早速準備だ」
そうして準備をした志楽――
準備が出来た志楽は、スマホに書かれていた住所に向かって歩き出した。そして
「着いた」
そこにあったのはお世辞にも綺麗とは言えない動画どうりの薄汚れた病院であった
「よし入ろう!!」
志楽は、扉を開けて入った
だが彼は知らなかった中で何がいるのかそしてその正体が―――――だということも。
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