私の居場所10

今日は、レオと、アキとミレでお茶に来ている。

話の話題の中心は断然、kunnaのことだ。

【もう、あの弾き方をどうしたらできるか。どう思う?】

【うーん、そうだな、あそこは、曲を、こう解釈しているんじゃ、ないかな。】

【あー、そうか、なんか聞いたら弾きたくなってきたー。】

【あはは。】

【じゃさ、あの曲はどう思う?】

【あそこは、こうじゃない?】

【やけに詳しいねー!】

いやー、本人だからとは言えない。。

【いやいや、クロノの家の長女とこんな話が出来るなんて思わなったよー。】

【え?】

【もうちょっとお堅いイメージがあったからさ、クロノ家って厳しいだろー?色々】

【あー、まあね。】

【卒業後はどうすんだ?】

【バイチューバーとして覆面で編曲と作曲ですね。】

【そうなんだ、じゃ妹が、バイオリンでプロだな。あんたのバイオリンいいのにもったいない。】

【そうですね。。】

【ただわたし、本番でだめで。】

【あー、あの1年前と言えば、kunnaも1年前にいなくなったよなー。あんたも、あの舞台以来だろー。】

【もし失敗しても、大丈夫だって、死ぬわけではじゃないし。気軽に行こうぜ。】

【そうですね。】

リオは嬉しそうにあいずちをうってニコニコしている。

気持ち悪いったらこのうえない。。

ミレさんも、話に入ってくるが、ほとんど、リオと、同じだ。その中で、アキはkunnaの話が耐えない。

【でさー、kunnaはあそこの入り方も最高なんだよー。】

私も苦笑いしながら

【ですよね。あそこは、こうで、こうですよね。】

【そうなんだよねー。】

【あはは笑】

こうして、kunna愛好会はいつまでも続くのでした。

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