実に美しく、そして切ないラストでした。
どうして人魚というのは悲しく美しい悲恋話がこうも似合うのでしょうね。
ところで、本作品のタグには「ボーイズラブ(?)」と疑問符がついています。
本作品を読むと何となく「ふふっ」と理解の笑みを浮かべることができるかと思います。
一部の魚類は雌雄同体と言って、一個体がオスにもメスにもなる特殊な生態をしているものがいます。
だからと言って、本作の人魚の性別を邪推し決めつけるのは、無粋かもしれません。
性別によって美しさの優劣が変わるわけではありませんからね。
どちらであっても美しいし、その両方であるからこそ美しいのかもしれません。
浸れる読了感と、美しさが尾を引く人魚の考察をお楽しみください。