第3話

翌日

瑛人はベッドから起き上がりベッドから出ようとす時

「あれなんか動いてるんだけど?!」

布団の中からモゾモゾと動いている。それは人間だとわかった。なぜなら、瑛人の上に人間の肌の感触があるからだ。

「んーんよく寝たぁ〜」

「?!」

「?」

「どうしたの?」

「どうしたのじゃないでしょ!なんでここに紗良がいるの?!」

「ん?忘れたの?合鍵もらったの」

「え・・・誰から?」

「お母さん、いいやお母様だよ」

「なんでお母様?!」

「結婚したらそう呼ばないとでしょ?」

「結婚?!」

「うん。もしかして結婚の約束忘れちゃったの・・・?」

「いや怖いて」

「何も答えないってことは・・・」

「覚えてるよ!」

「そう?なら良かった。私の手を血に染めないで済んだ」

「お、おう」

(こいつ俺のこと殺すつもりだったのか・・・?)

「こんなことしてる場合じゃない!早くご飯にしよう?」

「誰のせいだよ」

「ん?なんか言った?」

「いやなんでも」

「じゃあ早く着替えて?」

「わかった。」

「「・・・」」

「何してんの?」

「え?見てるんだよ?」

「当たり前のようにしないでほしい。でてって?」

「なんで?私のこと嫌いになった?」

「嫌いになってないっというかそっちが嫌いなんでしょ?」

「あ、そうだった。」

「なにが?」

「単刀直入に言うけど私瑛人のこと好きだから」

「・・・」

「・・・」

「は、はぁー?」

(そんな事あるのか?本当なのか?)

「じゃあなんで塩対応だったの?」

「照れ隠しみたいな?」

「まあそんなことはいいから早く着替えて下降りてきてね待ってるから」

「そんなこと?まあわかった」

瑛人は着替え終わり下に降りた。

「おぉすごいな」

「そう?存分に私の料理を食べてね?残さずね(圧)?」

「おう、紗良が作ったものだししっかり食べるよ」

(キュン、瑛人優しい)

「ごちそうさま」

「お粗末様でした」

「て、もうこんな時間じゃん学校いかないと」

「そうだね待ってるから早くして」

「うん。待ってる?」

「ん?なんか変なこと言った?」

「いやいつも隣歩くなって」

「だからそれは塩対応で照れ隠しなの!自分で言うの恥ずかしんだからね!まだ信じられないの?」

「う、うん。あの塩対応のあとではちょっと嘘っぽい」

「じゃあこれで信じてくれる?」

「え?」

瑛人のほっぺに柔らかい感触を感じた。

「ちょ、ちょ、ちょっと!」

「これで信じでくれたでしょ?」

「信じたけど、信じたけど!」

「けど?」

「ちょっと混乱してるっていうか」

「そう?じゃあちょっと離れてるよ。」

「うん、お願い」

(わ、私瑛人のほっぺとはいえ、き、キスしちゃった!どうしよう自分でやったことだけど恥ずかしい//)

(俺、紗良にキスれた?!本当に俺のことが好きなのか?!)

「「どうしよう」」

2人は気まずさで離れて歩いた


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