コメント悩む
くまの香
第1話 手荒すぎる洗礼
このエッセイは『作者側の勝手な気持ち』を書いた話です。カクヨムを読んで楽しんでいる方には特に面白くない話、と思います。
さて、私、くまの香。2022年12月31日に処女作の初投稿をいたしました。
何でわざわざ大晦日からって、2022年中に『書いた物をどこかに投稿する』という目標を自分の中に掲げていました。
が、なかなか投稿に踏み切れず、えいや!と投稿ボタンを押せたのが大晦日w
処女作は30話の短編。
今思うと、恐ろしいくらい素人丸出しの文章力。いいんですよ?笑ってくださっても。
誰だって『初めて』ってあるじゃないですか。
そんな新人作家の作品に、優しい応援コメントをいただけて嬉しかったです。
正直、読んでいただけただけでビックリでしたね。大量の作品の中、新人素人の作品なんて読まれないのが普通、と思っていました。(ちなみに私の初コメントは『しょうわな人』さんです)
『カクヨム』と言うサイトは、物を書きたい人に居心地の良い場所なのかな?と思いました。
居心地の良い……居心地のよ……い、それは1作目まで?
2作目は200話の長編、一応ファンタジーかな?毎回ジャンルに悩みますね。
とりあえず異世界ファンタジーでスタートした2作目。
1作目を読んでくださった方々が2作目も読み始めてくださったようで、その長編は1話目からPVゼロにはなりませんでした。
よかった、と、ホットしたのも束の間、何故か理由は不明ですがPVがドンドン増えていきました。
PVが沢山。それは有り難いんです。沢山の方に読んでいただけてる!
ただね、それだけじゃなかった。
コメントがねぇ……。アンチの書き込み?
当時は、投稿始めたばかりの素人ですから『アンチコメント』とかよくわからないし、なんか怒られてる、詰られてるのはわかる。
作品についてだけでなく、作者に対してまでなじる。
今ならわかりますよ?
それ、アンチコメントですよね?と。
削除しますよ?と。
でもその時は投稿始めてまだ1〜2ヶ月の素人です。
怖い怖い怖い
なんでこんな事言われないといけないの
なんで決めつけるの
何で何で怖い怖い怖い
応援コメントも沢山いただきました。コメントで擁護してくださる方もいました。
コメント欄で擁護が上がると今度はレビュー欄を使ってアンチレビューが書かれるようになりました。
素人だから下手だから作品がダメだからこんなに悪く言われるんだろうなと思いました。
怖いし悲しいし辛いし、続き……書かない方が、投稿やめた方がいいのかな、と言う思いが蓋をしても蓋をしても湧いてくる。
かなりの量をストックしていて投稿予約をしてあったので、毎日決まった時間に投稿は続いていたのですが、続きを書く手は止まりました。
当時、コメントが書かれると通知が来るようにしていたのですが、その通知音が鳴るたびにビクっとしていました。
怖くてコメントを読みに行けない。
通知がタブレットの上部からビロンと下がってくるのです。『レビューが書かれました』みたいなメッセージが。
それを見ると怖くなりました。
通知が来ないように外しました。今も外したまま。現在は近況ノートへの書き込みをいただいた時の通知のみにしてあります。
たしか、その頃は近況ノートはあまり使っていなかったので、通知を外さなくていいやと思ったのです。
作品についてのアンチコメントはともかくとして、作者宛てのアンチ書き込みにかなり傷ついて凹んだのは、書かれている悪態が真実だから否定出来ないと言うのもあったのかな。
『頭が悪い』
うん、確かに、私は頭が悪いです。物覚えが悪いのに物忘れが速い。つまり、ちょっとしか覚えていられない。
『漢字が書けない』
はい。中学の時の漢字テストで12点をとりました。
『哲学無い』
私の哲学が何なのか知らんよ。そも哲学とは。
まだまだあったけど、物忘れが速いからね。その時は落ち込んでも何で落ち込んでるのか覚えていられない。
文章を書く人は頭が良くて漢字もかけて哲学が無いとダメなのね。
私が薄っぺらな人間なのがバレバレなのか。
けど、そんな薄っぺらな作者が書いた話を『面白い』『続きが楽しみ』とコメントしてくださる方もいました。
作者が凹んでるのがバレたのか、かなり応援していただきました。
それで何とか完結まで辿りつける事ができました。
段落落としもしてない、セリフの「 」内の句読点もヘンテコリン、素人丸出しのままの作品を、最後まで応援してくださった方の多かった事。
本当に嬉しかったです。アンチに負けて退かなくて良かった。
その後、他の方のエッセイなどで、「『カクヨム』は『なろう』に比べて優しいサイト」と書かれているのを目にしました。
はい。優しい方がいっぱい。
でもでもでも、怖いアンチ大勢いましたよ。うんうん。
2023年はアンチに苦しむ一年でした。
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