第56話 日曜日のきのり
なんとなく気乗りがしない日がある。
何もしたくないような。
まわりからチャチャが入ったり、用ができたりしても、こんな日は気乗りしないままだ。
無理をするように何かをするハメになる。
こんな日には、何かドッカーンとでも良い事が起こったら、気乗りを吹っ飛ばせそうに思いながら、静かに過ごしていた。
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