第2話 火曜日の闘い

朝、起き抜けから自分との闘いは始まる。

そう、ささいな闘いからのスタート。

まず、朝、目が覚めたら、ストレッチをする。身体をあたためながらほぐしていくのだが、冬はあかん。

寒い。

ちっともあたたまらん。


しぶしぶ、とろとろとストレッチをしたあとは、今度は起き上がることをも、闘いの場となっていく。


スピーディーに朝食をすませたあとは、家の中にはじまった闘いは外へと続いていく。電車の中、学校、会社、さまざまな場所で闘う事になる。

帰宅して、夜はまったりと時間を楽しみたいところが、今度は、睡魔との闘い。


結局、こうして自分の闘いは、死ぬまで続いていくのだろう。

そして、まさに対自分との闘いが一番多い。

人生は厳しい世界。

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