4章【神逆アリーナ編】

第29話 絶対的殺意

「ハハハハハハハハハ……………もう…怒る悲しむだけじゃダメだ……………殺す…未来に戻れるなら…仲間を殺してでも……………」慈悲も情も何もかもを捨てよう………

「おい…七悪…」「………"神"を入れろ三下キッズがぁー」

「うるせぇ…刻空拳」「ぐ!?」「バンッ!」

「クフ〜…」「バンッ!バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン………」

何かを………何かを感じる…………この力の…オーラを

「刻空………拳!!」「ドバアアアアアン!!」

さっきのやつより強い…拳で殴れば殴るほど…オーラ量が増える…

「ぶぐぅぅぅ〜!?(あり得ない…たかが人間に…こんな力………神の力がない限り……………あり得ない!!)あり得ない!!そう!あり得ないんだぁぁぁぁぁー!!あり得ないよおおおおおおおおおおおお!!うおおおおおおおおおおおおおおおおん!!」

「おい…神のくせに泣くな…」「嫌だ嫌だ嫌だ!!なんでこんな力出せるんだよー!!」

「時空神起(クロノス)…」「………」

「自然王(エレメンタラー)…闇風」

「………」「バアアアアアアアン!!」「………!?」

「………さよなら、泣き虫の神」

「ぐぶぅぅぅぅぅ!?」

「ギボル!!」「パァァァァァ〜ン………」

「よそ見するな…ハイパーパワー!!」「ぐぅ!?」

「……………スゥ〜………」次は………アイツ

「ハァ〜……………タッチ…」「シュンッ!!」

「(自分に触れて加速した!?このバケモノ2人を相手にしてられない!!逃げないと!ギボルと同じように死んでしまう!!それだけは辞めないと!!だけど…どう逃げる?)」

「お前…過去に戻る方法を知ってるか?」

「知ら…(………死ぬよな…これ…………どうしよう!!)」「知ら?…じゃあ殺そうすぐに」

「待て!!」「は?」

「わかった!わかった!!すまない…」

「………」「天秤逆転(アンチバランス)!!」

「ジャラァ…」「空間転移か…」

「この空間では3人以上入れない!!」

「さっさと終わらせてくれ…」一撃で死ぬ系…じゃないかも…条件で何かしらを付与する系………わからん…

「質問してみろ…」………「お前はなんだ」

「そう来たか………天秤神(ハンパー)…」

「そうか…で、何の能力だ?これ」

「答えるわけ……………フフッ…ハハッ!!」

「は?」「この能力はただ空間を展開するだけ…」

「………弱い能ry…」「ぐぁぁぁぁ…」

なんだ…あのバケモノ「空間内で嘘をつくと…物事を逆転させる…それが…能力」

「あそ…自然王(エレメンタラー)!!撃風!!」

「あ………あああ」「バッ」

「ぐ!?」「神の話聞いとったか?マヌケ」

「ハァ………」「話を聞かないバカ発見…殴って勝つのはウソの発動条件前なんだよぉー!!」

「何も理解しないバカ…発見」「は?」

「お前の能力は物事を逆転させるだけであって…攻撃では何も使えない…それと俺も嘘をつけば逆転出来るハズ…自分の能力なのに理解出来てないなんて…もうそんなヤツが七悪神名乗んなよ」「ひ、ひでぇー…」「酷いのはお前ら七悪神の方だ!!獄炎光風!!」


「第997回神界アリーナを始めます!日程は明日の13:00となっております」


つづく

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