第8話 大風発

「風発!!」「ワーp…グッ!」「0.5!」


エンジの風発はユルのワープを上回る早さになった

現在、やや強風

エンジの風発は条件によって超速度で風発を放てる

風発は条件が上手くあえば台風レベルの風を引き起こせる事が可能

しかし弱点はある、それは風が無い場所だと

超速度、超攻撃力を使えない

自然を味方にする事でやっと本領を発揮できるのだ


「ユルはあと一回攻撃を受けたら戦いを終了させる」

「ハッ!何言ってるんだ!まだこんなに元気ピンピ…うぐっ!?(遅効性!!)」

「その様子だとあと一回でお前は気絶一歩手前まで行く…」

「なんなんだ…お前は!!」「エンジだ!」

「バァーンッ!」「風発!!」

「ワープ」「シュンッ」「!!」さっきと違う!さっきより格段に!強いっ!!

「ワープ」「バッ…バァーンッ!!」「グオハッ!!」なんだ…この痛みは…

「臓器を一瞬だけワープさせた…戻る瞬間に衝撃で痛みが起きる…」「ハッ!ぐ…」覚醒させちまった…ユルを!!

「ワープ」「バッ…バァーンッ!!」「うぐああああ!!風発!!」「バーッ」「ぐ!」

「ゼロ距離風発だ…流石に逃げれなかったようだな」「あ…あ………」「バタッ」

「エンジの勝ちだ」「ハァ…………」

「大丈夫?…スキン!」「パァーンッ」

「!!」体が…治ってる!回復系か?

「パァーンッ」「助かった…ミオレ」

「じゃあエンジくん!立って!!私と本気で戦おう!!」コイツ…俺を簡単に持ち上げて………

「3、2…」なんだ…さっきと雰囲気が違う!

「1…ゼr…」「スキンブラスター」「ハッ!」

「バアアアアアアアアア」肉壁!?押しつぶされそうだ!!「ぐ…うぐぅぅぅ…ぐぅぅぅ…おぉぉぉぉ!!風発!!」「ドバーン」

「無駄だよ…風は密封されてる…エンジくん…キミの風発という魔法は周りの風を利用して強くなってる…完全密封空間であればキミは手足も出ない…ただの人形だよ」

「バアアアアアアアアア」「うぐぅぅぅ!!」

密閉されてるから声がよく聞こえねー!!苦しい!!「風ハァッ………!!」息が!声が出ない!!完全に…空気がない!!

「バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」「モゴ…モゴモゴモゴォ…」意識が…………

「(抵抗する気力が失った…)解放!」

「バァァァァァ」「ミオレの…!!」

「うん?どーしt…うぐぅ!?」

「ハァ!ハァ!!危ねぇー…」すぐに解放してくれたからギリギリ意識が戻った…「ハァ…息が………風発!!」「バァァァァン!!」

「(自分に風発を!?)」「ハァァァー…」「スポポ…」「息詰まりの原因はコレか…」さっきの肉壁が詰まってたんだな…

「まだ立てるぞ………ミオレ!」「ぐっ…」


つづく

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