魔法と超能力のある未来へ転移した。

@Calbo

1章【未来転移編】

第1話 タイムスリップ

「おーいエンジ!」「なんだー?」「新キャラ来週のアプデで出るって!!」「え!どーいう奴なんだ?」「詳しくはわかんねーけどよー…」

俺は真道炎次しんどう えんじフッツーの高校生…そんなフッツーな生活は唐突に終わる

「え?3時なのに外暗っ!!」「バーッ」

突如現れた謎の穴が出現し吸い込まれる

「うん?なんだ!?うわああああああ!!」

ある程度力に自信はあるが、全く抵抗出来なかった

次に目を開けた時には…

「は?どこ!?」見知らぬ土地に転移した

「なんだ?異世界?いや…高層ビル?………文明が発展してる……あ!あのー」

こういう未知の土地は大体、人に聞けばなんとかなる!

「なんだ?ベーコンシュークリーム買うか?」

俺は近くに居たおじさんに聞いてみた

「ベーコンシュークリーム?何ソレ…ここってスライムとかゴブリンとか居る?異世界っぽいやつ」

「ははっ…なんだそれ?古すぎだろ…令和ジョーク上手いヤツだね!ソレってあれだろ?なんかゲームだとか漫画とかのやつだろ?詳しくは知らんが」

「えっ?」令和ジョーク?

「こ、ここって日本?」「は?さっきからおかしな事言ってんなー…まぁー昔前はそんな名前だったぞ!営業妨害か?」

「一昔前………まさかここって…未来?西暦は!」

「ハァ?20025年だよ」「2万!?」

「どうしたんだ?」

「に…マジか…俺…どうやらタイムスリップしたらしいです」

「は?タイムスリップ?そんなのねーよ…昔のヤツはタイムスリップだとか色々言ってたけどそんなの実現するワケないね!」

「2万年経ってもそーいうタイムマシン的なのないの?え…これ…未来ギャップだ…うわああああ!!」

「何言ってんだお前…タイムマシンとか夢のまた夢だ…この国の王女に聞いてみろ…王女ならなんでも悩みに聞いてくれるぞ」

王女と相談?そんなのあるのか?

「お悩み相談的なやつか」

「まぁ…よくわからんがそういう事だ!!!」

「ありがとうございます!!」

「おう!行ってこい!!後でベーコンシュークリーム買えよー!」

要らねー!!って目の前で言ったらボコボコにされそうだから心の中にしまっておこう


こうして俺は未来にタイムスリップした

俺の目的は元の世界に戻る事だ


つづく

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る