ふしぎなドラゴン

 けいおうがん年に、一人の男の子がいました。その子はよくばりで、女の子のもってるダイヤのゆびわもぬすんだというはなしでした。


 そこへ、大きなものがやってきました。それは、大きなドラゴンでした。

 そのドラゴンはウォートなきました。男の子はびっくりして、お母さんにいそいでほうこくしました。


「えっ、なに、このむらに『ドラゴン』がっ! もしかしたら、ダイヤのゆびわをぬすんだバチじゃあないでしょうねっ!」


「そ、そうだ!! きっとそうだ! ぼくがわるいんだ」


 でもドラゴンは炎をはいたり、つめでかぜをきったりしてぼくをつかまえようとした。


「うわーっ!」


 と、いったとたん、これはゆめだった。


「あのドラゴン、どうしてぼくをたすけたんだろう。はァー、もう一どゆめのつづきをみたかったなーっ。だって子どもつきだったんだもーん」


おわり。



――――――

作者ツッコミ

――――――

お前、慶応元年って言いたかっただけだろ。

出だしはなんかいい感じだし頑張って漢字も使ってるのに、なぜ一人称に。

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