第6話 ボリビアのラパスで送金待ち
ボリビアのラパスは富士山くらい標高が高いところにあることで有名ですが、私はパラグアイから飛行機でいきなり標高の高いラパスに入ったので、軽く高山病になりました。空気が薄くて、普段は無意識に呼吸していますが、意識して積極的に呼吸しないと苦しくなります。数日で慣れますがそんなラパスに3週間くらい滞在することになりました。
それは、長く南米を旅行しているうちに所持金が尽きそうになったからです。予定ではそんなに飛行機を利用するつもりはなかったのですが、世界最南端の街ウシュアイアからアルゼンチンのブエノスアイレスまでとパラグアイからボリビアのラパス間の2回の飛行機利用は予定外のもので出費がかさみました。
それで日本の実家にFAXを送りました。国際電話で説明しても長くなるし、正確に情報を伝えられないので、紙に細かく送金先や方法などを書いてFAXしたのです。
昔のことですし、ボリビアですから、お金を受け取るまで時間がかかりました。その間、ラパスの現地の旅行社に頼って、その当時、世界一標高の高いスキー場(約5600m)へ行ったりしました。生成AIに聞いてみると今は気候変動の関係でスキー場はないそうです。あと、ラパスは標高が高いために暑くないですが、位置的には亜熱帯なので市場にはバナナとか熱帯っぽい果物が仕入れられていました。そして、標高の低い所にあるリゾート地にも行きました。ラパスからそこへ向かうのに標高の高い峠を通る時は雪が降っていたのですが、峠から下って行くと景色がどんどん亜熱帯の景色に変っていきます。その変化を見るのが面白くある種、絶景でした。
その他にもラパス近郊に行ったり、ロープ―ウェイで世界一標高の高い所にある遊園地に行ったり、ただラパスの街をウロウロしたりして、時に雨宿りしたり、目についた色々なレストランに入ってみたりとても想い出深い街になりました。インディオという言葉は使ってはいけないのかもしれませんが、民族衣装を着た人たちを頻繁に見かけました。
懐かしいなぁ。死ぬまでにもう一度ラパスへ行ってみたいなぁ。
ボリビアの次はペルーに行く予定でしたが、その頃のペルーの治安は不安だったので、お世話になっていたラパスの旅行社でラパスからペルー国内の旅行の手配をお願いして、その先は手配旅行となりました。
色々なやり取りを片言の英語とスペイン語でやりとりして、よく通じたものだなと思います。
実行する能力よりも先に好奇心ややりたい気持ちを優先して行動してしまう私は危ない人です。
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