第11話
作戦はこう。
まず火をつけて村人を家から追い出す。炎が覆っていらところに私達が現れる。
そろそろ行こう。
あ、いた。
「助けてくれ」
「助けてほしいかな。では言うことがあると思いますが」
仮面を取った私を見て息を呑む音が聞こえる気がする。思い出したようだ。君がやったことを。捨てられただけなら私も恨みはしたが前を向けたかもしれない。痛ぶられ欲望を複数から向けられた。サクラが助けてくれたからやられはしなかったが村を追い出されてからずっとずっと殺したいほど憎かった。そう殺したいほどに。
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