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目次
君は悪意を知らない
あの無邪気な悪意を
あの無慈悲な悪意を
あの息が止まるような悪意を
あのまとわりつくような悪意を
君は知らない
知らない幸いと
知ってる災い
辛いねそうだねいいやそれでも
世界は善意であふれてる
そんな訳ないありえない
性善説なんて馬鹿馬鹿しい
お花畑にもほどがある
善人の仮面をかぶって
悪人のナイフを隠してる
大体そんなもんだ
知らない災いと
知ってる幸い
平和ボケしていられるのも今のうち
君は呪いをかけられていない
君は自由で不用心
君はいつまで飛んでいられるかな
君が地に堕ちて這いつくばって
そんな日が
来ないといいのに
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