第34話

個室に入って

龍夜の膝の上に横抱きで座り

服越しでも逞しくて

硬くてでも温かい

大好きな胸へと頬を寄せる


「瑠羽 脱ぐか?」

『ん…後で…ここはダメ…』


「ククッ…そうか?誰も見ねぇぞ?」

『でも…皆な見るもん…』


「わかった。後でな」

そう言って私の右手に

大きな手を添え

着ている薄いニットの中へと

私の手を入れてくれた…


『あったかい…』

温かい胸に触れた右手


龍夜の手は私の髪を梳くように

ゆっくりと私の頭を撫でてくれる


「失礼します。お飲み物お持ちしました」

「どうぞ 入って」

ヒカがそう言うと

若い男の子が飲み物を乗せた

トレーを持って個室に入ってきた

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