第30話

「俺さ 最初に暖華に言ったでしょ

一番に優先するのは

龍夜と瑠羽ちゃんで

それでも俺でいいのか?って…


それさっ…

ずっと後悔してた


俺が最初にそれを言ったから暖華は

何も言えなくなったんだろうな…って」


「光…そんな事無い…

私は 充分幸せだから


だから そんな事考えないで


私ね?意外と強いから

そう簡単に壊れないから だから…」

話す暖華の言葉を遮った…


「暖華…ごめん…」

相変わらず…大事な所で

上手くやれない…

上手く伝えられない…


上手く 愛してやれない…


もっと…愛して


もっと…甘えさせてやりたいんだけど


抱き締めたら

そんな思いまで

伝えられるかな?

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