溢れる何か
にね
遊
久しぶりに友達とプライベートで遊んだ
私だけ誘い忘れられていたらしくグループLINEで知らない話が飛び交っているのを見て吐き気がしたが結果的に混ぜてもらえたのでよかった
でも、醜い感情が心のなかでぐるぐるしている
落ち込みやすいのが私の悪いところである
正直、自分に呆れてしまうことも
友達の目元がキラキラしているのがわかった
そう、メイクをしているのだ
友達中には不登校の子もいるのだが、その子さえもメイクをしていた
笑うたびに目元が光り、血色の良い唇から歯が見える
恥ずかしくなった。
自分がそういうことに全く興味がないことが本当に恥ずかしい。
中学2年。確かにおしゃれに興味を当たり前のように持ち出す年頃なのかもしれない
たまたま出会ったことのある同級生もいつもより顔が華やかだった気がする
周りから見れば自分のペースでいいと思うかもしれないがこのときは自分の全てがおかしく思えてしまった
おしゃれにもメイクにもネイルにも興味をあまり持ったことのない自分に無性に腹が立った
でも自分に似合わない色を塗ったくったところで顔が悪化するのは嫌だ
友達に教えてもらいたかったが、ここに2人で2時間も3時間も喋れるほど中のいい子は居ない
こんなことを考えてしまったゆえ、醜い感情が大きくなる
劣等感を持ちながら遊んだ
きちんと笑えていたのだろうか
友達に下に見られているような気がしてずっと不安だった
この日の私は最悪だった
だから迷惑をこれ以上かけないようにと早めに帰った
私以外のメンバーの写真がSNS投稿されていた
本当に死にたくなった
やっぱり自分がおかしかったのだ
泣きじゃくった。次から次へと醜い感情が湧き上がってきて、泣いても泣いても消えない
特に友達から何も言われなかったのに、
気にされてすらなかったのに、
勝手に落ち込んで
私ったらばかみたい。
ハブられるのに納得がいってしまう
悔しい。
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい
次なんかあるかわからないけれど
もっとうまく立ち回れるようになりたい
自分が面倒くさすぎて嫌になる
目の前にあった本で自分の頭を思いっきり叩いたときやっとスッキリした気分になった
溢れる何か にね @merengekukki
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