第16話
GWに入った。
板倉学園はGWの谷間(5月1日とか)も休みにしてくれるから、あたしたちは10連休!
ばっしーはこの10日を利用して、大分に帰った。
あたしは一駅隣に住むおじいちゃんとおばあちゃんの家に行ったのと、お母さんと映画見に行ったくらいで過ぎていった。
おじいちゃんから、プレゼントされた。
「遅くなったけど、大学入学祝いだ」
おじいちゃんがくれたのは、カメ。
おじいちゃんは動物大好き。だけど、もともと体が弱いのと、年で体が不安定になり入退院をくりかえしている。
「ペット飼いたいんだけどのぅ、この体じゃ世話できんし、りいちゃんこのこ飼ってくれへんか?」
今までイヌしか飼ったことないもんだから、ビックリしたけど、あたしはおじいちゃん子。おじいちゃんの願い断れなかった。
「うん、このカメ飼う」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます