第7話
オリエンテーション最終日。
クラブ紹介の日だ。
あたしが卒業した芦原学園では、クラブは必修クラブで、絶対に一人ひとつの部に入らなければならなかった。それに女子校だから部活の数も少ない。
でも、板倉学園は必修クラブではなく部活動。だから帰宅部でもいいし、かけもちもいくつしても可能。共学だから部活の数もかなり多い。
あたし、どの部に入ろうかすごく迷う。
「部活入る?」
ばっしーが聞いてきた。
「うん。高校に比べてここ自由そうだし、勉強一色にしたくないしさ」
「確かに勉強一色の大学生活にしたくないね(笑)あとさ、部活入ったら他の学科の人とも知り合えるし」
「そっかー!部活入らなかったら他の学科の人と知り合う機会ないな。ばっしーえらい!いいところに目つけた!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます