第4話ポムりん
「お母さん!、私ヘンな電波受信しちゃった!!」
居間に飛び込むなり、私は思わず声を上げて叫んでいた。
だが、今時珍しいブラウン管式のテレビで、夜のドラマを観ていた、お母さん も そして、お婆ちゃん も、ただただ、私の事を顔を唖然とさせながら、私の事を見詰め返してた。
「……」
その時になって、私は漸く気が付いた。
[自ら地雷を踏んだのだと!]
妙な静寂が訪れていた。
しかし、その静寂は
「はぁ?、アンタ、まったくアンタは……大丈夫かい?、んん?、ヘンなモン拾って食べたんじゃ無いだろね?。」
と、現実的に返して来た、お母さんの声と
「アレかね?、今日は暑かったし、畑仕事で熱にでも当たり過ぎたのかねぇ……」
私がとても残念な人設定に映ったと、認識される、お婆ちゃんの言葉が返って来た。
普通の作品の主人公ならばここで
[違うの!、私は本当に変な声を聞いたの!!](いやん❤)
[精霊がなんたらってそう言ってたの!!]
を主張して、ファンタジー的な展開に持って行くのだろうけれども
多分、この状況では、私は益々、二人の不信を買って、夢見がちな少女とかとしては到底受け入れられずに、ただただ自らの墓穴を掘りに行くだけで
[うわぁ家の子、ヤバいわ!!]
[コレは何とかしなきゃ!!]
[教育を間違った!!]
と、烙印が押されて終わる。
そんな気がしてならない……
自分でもそんな気がする……
私は残念な[電波ちゃん]なのかも知れない
……。
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