第3話 発案者

「イタリ」


「は?」


「エジ」


「は?」


「アルゼン」


「は?」


「アルゼン」


「は?」


「アルゼン」


「は?何言ってんだよ?」


「ノリが悪いぜぇ?ニ。知らないのか?国名分けっこ?」


「ジャル○ャルのヤツだろ?知ってはいるが。いきなりなんだよ?」


「国名分けっこはいきなりするものって定番でしょ!」


「まず定番の遊びにそれは入らないんだよ。」


「え?オレ小さい頃国名分けっこしてたぞ?友達と。」


「もしそれがホントならお前が国名分けっこ発案者だぞ。」


「え!じゃあオレM1出れる?一緒に出れる?」


「もう出れねーよ。発案者がもしお前だったとしてももう先にされてんだから出れねーよ。」


「パクラれたー!くやしー!」


「そんなことを言うヤツ世界に1人だけだろ。」


「あ、ちなみにオレコーンフレークのヤツも昔友達としてたぞ?」


「それは完全に嘘。」

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