第3話
それから幾つか会話を済ませて
ジャスは電話を切った。
携帯をポケットに戻すと、
疲れたように私の肩に顔を埋める。
『…ジャス、大丈夫?』
労わるように背中を擦った。
『あぁ、何とか…。
キャメロンあんなに頑張って
いたのに…降板なんてね』
『そんなことあるものなの?』
『滅多にないよ。相当の理由が
あれば降板も有り得るけど。
怪我や病気や事務所の倒産とか』
でもキャメロンにその様子は
ないらしい。
『ライラによれば彼女は
ひたすら「一身上の都合」と
言っているらしい』
『一身上…』
ますます謎だ。
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