第4話 リドルリーグスタート

同じサッカー商会に所属する2チームだが、FCサラの練習内容やポジションなどは一切知らない。完全に母親が監督するチームとなってしまった。

そのため、今年初めてスタートするリドルリーグでの成績を元に来年度の年棒が決まるので、来年度からFCサラは、サッカー商会の管理下を離れ母親が新たに設立したサラ商会に組み込まれる形となった。



さてさて、我がFCシードは、4-3-3を基本とし

パスワークを重要視するポゼッションを取り入れている。


そしてこれが現FCシードのAチームメンバーだ。

FCシード Aチーム メンバー


FW

キャレッド(9)

キーン(10)

キキド(11)

ライラ(12)

シェーン(13)


MF

アニ(6)

ベック(7)

キャンシル(8)

メメ(14)

ジャック(15)


DF

オーム(2)

ンゴゴ(3)

ヌイラ(4)

ゲイル(5)

ナイラ(16)

セパ(17)


GK

ラマルド(1)

ロムロ(18)


なんか勢いで背番号いれてみたもののあまり使わないかもです。


リドルリーグは8チーム総当り形式を導入して行います。

そして、毎週リドルスタジアム又はサラスタジアムにて試合を行う。

また、リドルリーグでは試合数を''節''で数える。

尚、両スタジアムは屋根付きなので雨天による日程変更は余程のことがなければ無い。

シーズンは、我々が住む王国歴を採用しようとしたが普通に00-01シーズンとした。


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00-01シーズン リドルリーグ 第1節


FCシード VS FCサラ


初戦からこの本場サッカー地リドルで最初期に設立された両チームが鎬を削ることとなった。



待ちに待ったこのリーグは、リドルスタジアムに熱気の渦をもたらした。

観客席は満員。王族、貴族や有力商人等が使用するVIP席も満席。



「母上。どうも。」

「あら。シード。今日は負けないわよ」

「いくら何でもサッカー生みの親である私のチームがリーグ設立初年度優勝出来ないとメンツがたちませんので、勝たせて頂きます。」


言葉を交わし2人は正面へ体を向けた。

監督と選手は歓声止まぬグラウンドへ入場した。





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