リトルウィッチ&ウィザード プロローグ
ITSUKI
プロローグ
ここは魔法の世界。この国には、古くから伝わる強力な珍しい魔法を宿す魔女や魔法使いがいた。「太陽」「月光」「風」「植物」「水」「炎」「雷」「星」の8つの力を 宿す者達が今、現れる時。
ここは奥深い森の中にある洞窟の中。薄暗くて不気味な場所、沢山のびんの中には蛙の足や、骸骨、コウモリの翼などなど、とても不気味なものばかり。そこには深緑色のフードを被ったお婆さん「おば魔女」が大きな鍋をかき混ぜている姿があった。
「ふふふ…、よしっ!やっと完成したぞ…、長年かけて作った魔法薬。あとは呪文を唱えるだけだ!」
魔法の呪文を唱えた瞬間
ドカー・・・ン!
突然の爆発をしてしまった。
「ゲホっ…ゲホっ…あああっ!せっかく作った魔法薬が……すべて水の泡に……」
棚に置いてあった魔法薬がすべて台無しになってしまった。
おば魔女は、しばらくその場で唖然としていた。
はぁ、また作り直しか…と思った突然、奥の部屋から何かが割れた音がした。様子を見に行くと、そこには有り得ない光景が、おば魔女の目に映る。
「…アァ…、ヤット外ニ、出ラレタ…」
そこにはモヤモヤと小さい謎の黒い影がいた。
「な…何故、お前がここにいるんじゃ…!?」
おば魔女は怯えた声でそう言いながら、辺りを見渡した先には、壁が破れ、その先にあった邪悪な物を封じていた艦まで壊れていたのだった。
魔法の力でどうやっても壊れない頑丈に出来ていた檻だが、今の大爆発のせいでその檻が壊れてしまったのだ。
「あぁ…わ…わたしは、なんてことを……」
「オォ…オ前ハ、1000年前ニ私ヲ封印サセタ一員ノ魔女カ…アノ時ハヤッテクレタナ!」
ブォン…
黒い影が言うと、謎の赤黒い色の魔法陣が現れた。
「今度ハ、オ前ガヤラレル番ダ」
「うわあああああ・・・・・・」
辺りは一瞬にして真っ黒な煙に包まれた。
「フハハハハハ………コノママソノ、ミニクイ姿デイロ」
と言い残したまま外へ出て行ってしまった。
そして突然、地震が起きた。この国は地震が今まで来なかった。その異変に気付いた学校 の校長(アルヴェルト)は「何事だ!?」
と思った瞬間、揺れは少しずつ揺れは収まっていった。
校長先生は、すぐさま杖を出し、魔法陣を出した。その魔法陣の中には、おば魔女のいる場所、研究室が映り出している。
「一体何が起きているのじゃ!」
とアルヴェルト校長が言うと
「アル……大変じゃ、またヤツが復活してしまった…」
「 なっっ 、お前どうしたんじゃ、その姿は!」
おば魔女は自分の手を見て異変に気付き、鏡を見るとなんと、蛙の姿になっていた。
「ぎゃあああああ・・・・・・私の身体が・・・身体があああ!」
そして、他の先生達も集まり、校長室のドアを開ける。
「な、何事ですか校長先生!?」
「大変なことになってしまった…またヤツが来てしまうとは、あの時封印したはずの魔物が…また復活してしまっ…」
おば魔女との通信が突然切れてしまった。
アルヴァルト校長はすぐさま察した。
「ヤツというのは、ま…まさか…ダーク・シャドウ!」
その近くにいた先生たちも察した。
「ダーク・シャドウって、本に書かれていた"影の悪魔"のことですよね!」
「あぁ、わしとおば魔女、そしてあと6人の魔法使い達で、1000年前に、最強な魔法でヤツを倒して封印したはずじゃが…」
「考えている場合ではありません、このままじゃ、生徒たちが危険です!」
第一話へ続く
リトルウィッチ&ウィザード プロローグ ITSUKI @meeme2817
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