詩 Vol.6
『天国と地獄』
死んでしまった その後
どうなるのかと問いかけて考えてみても
だって誰一人として死後の事を語る事はできない
まして【天国】や【地獄】という場所も
本当に存在するのか知らない
見えない世界を信じる事は とても難しい
だって誰一人としてそれを確認するすべをもたない
そんな当たり前の事は前提だけど
ふっと ある思考が浮かんだ
だから あくまでも
個人的な考えを述べるね
【天国】や【地獄】なんてさ
結局 残された者たちが作り上げた世界で
その本質は 亡き人に対する
それぞれの心の持ち方じゃないのかな?
例えば 生命をまっとうした その人が
愛する人だと天国で幸せに暮らす
憎い人だと地獄に逝って苦労をさせられる
…………そんな具合にさ
つまり その相反する世界こそ
残された者たちの心の拠り所ってわけだ
もちろん それが悪い事だとは言わない
結局 いつだって
人を裁くのは人なんだよな
ただ そう思っちゃったんだよね
ねぇ 今は亡きあの人に
あなたは何をどう思う?
【天国】と【地獄】について
ふっと思った事があるから
あくまでも個人的な考えを述べるね
個人的な考えを述べるね
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