第3章 寄り道じゃありません、世直しの旅です(大嘘)。
3-1 新たに得るものと、いつものやつ。
第23話 くた◯れ! ニ○ル◯ト◯テ◯(※特定の事象に対しての意図を持った発言ではありません)。
あれから俺はあの巨人がうじゃうじゃ居る方向へと向けてひた走りながら、道中に点在するハグレ巨人(というかあの
何もそこまでせんでもという声が聞こえてきそうだが、俺はヤるとなったらトコトンまで手を抜きたくない性分なのだ。この場合では小人達の拠点の先にあるであろう、小人の村だか街だか国への脅威を排除する、だ。
排除すると決めた理由は至極単純、小人達ひいてはあの傍受した会話の主であろう『A子さん(仮)』を遠目で直接確認した結果、贔屓したい存在という意味での超個人的な推しが彼女になったというだけのハナシだ。
だってカッコいいじゃん、戦う女ドワーフ(notモジャ)の指揮官。その姿が凛々しくて『ザ・歴戦の勇士』っぽかったんだよ。生き様が全身から滲み出てる感じがとても良き。
対して巨人のヤツらは言動もそうだが、やはりあの
後はこの世界に経験値の概念があるのか、あるとするならば小物の数を
そんなウルトラ自分勝手な
一応光学迷彩で見えなくはしたが、多分指揮官の彼女には
仮想マップの敵探査機能の副産物として、何か見られてるクサいとか、探査されてる気がするという違和感がヌルっとした触覚としてフィードバックされてくるようになってきている。
敵性反応の『ゾワッ』『ビリビリッ』とする感じ、探査されてる気配の『ヌルっ』とした違和感。これは言葉ではちょいと表現し難い。俺には明確な差だから、迷ったりは一切しないんだがね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。