第21話 さて、どうすっぺか(こう言う時には大抵決まっている)。

 

 

 まあどう動くかってのは8割方決まっちゃいるんだが……巨人側あちらさんの言い分も一応聞いてみましょ。


『ヴァアアアアッ、ヴァアア、ヴァアアアッ (チョロチョロ、ウザイ、キエロ)』


『ヴァアッ、ヴァアァ、ヴァアアァッ (ナンカ、ムカツク、コロス)』


『ヴァララッ、ヴァヴァアッ、ヴァラァラッ (チマチマ、ツブスノ、ターノシー!)』


 ……最後のだけ毛色違わん? よーこそジャ◯リパー? 3単語までしか喋れんの? てか3単語でしか喋らんのか???


「わふわふっ、ゔぁおぉんっ! (結局、るこた一緒ですがね!)」


 ……スタタタッ、スタッ、スタッ。


 ……ドドドムンッ!! (ドムドムッ!)


 A子さん(仮)率いる小人こびと戦団の拠点に迫る巨人3体を優先して遠距離射撃スナイプ。初撃は煙幕代わりの近接信管で爆発させたライダン3連発。


 次撃、3撃目は脳天ドタマ破壊用の遅延信管付き雷弾。対象がデカいんで内部で小爆発させて行動不能にしてやんぜ。万が一脳が分散してて8つあるとかだったら文字通り消し飛ばす。


 ……ドダンッ!! ドドオッ!!


 勢いのままにすっ転んだ2体を目掛けて超速疾走の瞬雷しゅんらいで突っ込む。ここからだと到達まで4秒83かな?


 今回はあんまり見られたくないんで、黒柴わんこな俺をすっぽり覆う光学迷彩をドーム状に展開。広大なネット上を駆け抜ける某少佐さんばりに隠密行動スニーキング・ミッションさせて頂きます。ラハで感知とかされたら即逃げで。


『わふぅっ (待たせたな [※小声])』


 それ少佐と違う、ス◯ークや! という文句は受け付けません。ほら劇場版の最後で一緒に居たから、あの2人(中の人的に)。


 爆煙の消えかかる現場へ到達、即異次元ポンポンインベントリへ3体の巨人達(だったものを含む)を走りながら遠隔収納。仮想マップの敵探査で残った巨人へまっしぐら。


 ……スタッ、スタッ、スタッ。


 ……ドッ!! ドオッ!! ズベッ!!


 突然の異変に巨人や小人戦団が混乱する中、通りすがりに至近距離で巨人共の脳天を撃ち抜き回収回収回収! 崩折れそうだったり引っくり返ったり足滑らせたり忙しいねキミら。最後までアクションさせませんけども。


 ドォーーーンッ!!!



 仕上げにもう1発上空へ派手な光と轟音を撒き散らす空砲を打ち上げて、俺はこの戦場から巨人のねぐらっぽい反応がある方向へと遁走トンズラするのであった。

 

 

 

 

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