告白

僕と学校の距離はそんなに遠くないが電車で五駅ぐらい離れた場所にある。

電車を待ってる時乗りながら座席に座っている時ずっと考えていたことがある


告白しよう


そう思ったのだ今まで一度もしたことましてやされたことなどない自分だが玲奈先生に何も伝えないまま離れ離れになるのはあまりにも辛かった

そして学校に着いた

流石にもう残ってる生徒はいなく静かな学校である。

僕は教室に急いで行った。なぜかはわからないけれどなんとなくそこにいるような気がした


「先生」 やはりいた 二年間ずっと思いを寄せていて何度告白しようと思っても生徒と先生だからと思ってできなかった大好きな大好きな先生が


「どうしたの?渡辺くん?」「もうみんな帰っちゃったよ?」

「先生に会いに来ました」

「私に?」

「はい先生に会いたかったです」


「先生のことが好きです。2年生の最初のホームルームから」

「え?」

言ってしまったそしてそれと同時に僕の初恋は終わった。

「すみませんでした、こんなこと気持ち悪かったですよね失礼しますこれで今まで二年間ありがとうございました。」

これでよかったんだもうこれで終わりでよかったんだ

「渡辺くんはねよく質問してくれたり進路で相談してくれたりしてくれたね、」

「その度にね私ね嬉しかったんだ」

「ずっとなりたかった先生になれてね嬉しかったけどねやっぱり最初は怖くてね何をすればいいのかわからなかった時もあったけど渡辺くんが頼ってくれて頑張ってたんだそんなこと思ってたなんて知らなかったけどね」

やっぱり先生は可愛いな けどこれで終わりなんてやだな やだ やだ やだな

「渡辺くん」

「はい」

私ね生徒と付き合うのはどうかと思うんだけどね実はね今日でね渡辺くんは生徒じゃないんだよね」

「え、つまり」

「今まで支えてくれた渡辺くんとなら一緒にいられるよ」

「私を彼女にしてください」

え 世界が止まった気がした。

「薫くん??」

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

飛び跳ねるほど嬉しかった。

「薫くんいっぱいいろんなとこ行っていろんなことしようね?私も初めての恋人だから、」


僕の恋は今始まったばかりだ

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