卒業
「はぁあ」
朝から重苦しいため息をつくにはわけがある、今日で卒業であることだ
世間一般からすれば悲しいことはわかるが新しい門出である重要な意でありおめでたい日だとされている。
だが卒業すなわち大好きな玲奈先生との別れを示している。
偶然数学を持ってもらい担任を持ってもらい放課後わからない数学の問題を聞きに行くと笑顔でわかりやすくさらには「受験頑張ってね」と言ってくれ僕が進路で悩んでる時は「渡辺くんが行きたいとこや理知ことを見つけてそれにあった学校を一緒に探そ」と言ってくれ第一志望に受かったッと報告した時は「さすが渡辺くん渡辺くんならいけると思ったよ」と言ってくれた玲奈先生とも今日でお別れである
「はぁぁ」
卒業式は滞りなく終わり友達との別れを済ませ頑張って玲奈先生とツーショまで撮って家路についた。
家について玲奈先生との写真を眺めているとふと自分の中の何かが芽生えた気がしたこのままではいけない絶対にもう一生玲奈先生と会えないなんて考えられないと、そう思うとなぜか自分の体は学校へと全力ダッシュしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます