先のお話

仁登里にとり! 足元に扇状にばらまいて!」


「はいっ!」


 二人の魔導士がシンクと戦っており、仁登里と呼ばれた魔導士は魔力の弾をシンクの足元にまく。

 シンクは身動きが取れなくなる。


「これで終わり……残念だったね。あんたは運が悪すぎる!」


 もう一人の魔導士、明莞徠あいらの鎚は光を帯びていた。


 鎚を振り下ろすと地面が割れ、シンクに突き刺さる。


「これが、私たちの実力だ!」

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一流部隊の二流戦士 夢枕 @hanehuta5

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