第5話

「澤村。

雪菜さんの事をまだ想っているのか?

もう前に進めよ。

雪菜さんだってそう思ってるよ。」



「その話しはするな…!!」



「ごめん。」



バーボンを一気に飲んだ。



「澤村…。。」



「今日は飲もう…!!」



「そうだな…!!」



神谷と記憶が無くなるまで飲み続けた。



幾ら飲んでも酔わなかった。



酔い潰れて寝ている神谷に毛布を被せた。



「お前が羨ましいよ。

弁護士になっても俺に付いて来てくれた。

ありがとな。」



ボトルを全部空ける。



シャワーを浴びて寝室に行った。



ベッドで横になった。



これで眠れる。



瞼を閉じた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る