君の存在
第3話
君はチベットスナギツネみたいな顔をしていた。
けれど、笑った顔がかわいくて、少し人見知りで方向音痴で漫画・アニメがすきだった。
いつも明るく、皆の輪にいた。
頭もよく、よく俺に話しかけてくれた。
けど、俺は君を見た瞬間堕ちたんだ。
だから、みんなの前で言ってしまったんだ。
「一緒に心中してくれない?」
今でもなんであんなことを言ったかわからない。
多分、どうしても気を引きたかったんだ。
それで、君には変人扱いされたが、笑ってくれた。
心中の誘いは断られたが。残念。
そこからは、君を中心に世界が回った。
すぐにメールを交換した。
めんどくさがりだが、君には毎日メールをした。
愛だって伝えた。
君には喜んでもらって笑顔でいてほしかった。
そんな変化に周りの人たちはすぐ気づいた。
そして、応援してくれた。
君は好意を伝えなきゃ気づいてくれないくらい鈍かったけどそれすら愛おしかった。
二年生になって、クラスが違ったって、好意を伝え続けた。
あの時までは幸せだった。
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