第3話 この日から1

今日の登校時間の遊びでお互い体力が完全に無くなっていたが学校に着きしだい

それぞれの教室へと向かった。

「じゃあ美愛またお昼ね」

「は~いまたあとでね~」

美愛と別れてから教室に入り自分の席に荷物を置き1限目の授業の準備を済ませてからいつも通り持参してるラノベをとりだし読み始めた。

読んでる最中にトイレにいきたくなったのでトイレへむかった。

そして帰ってきたら隣の席の男子がすでに登校してきていた。

いつも通りその男子は朝から学校にくるなり寝ている。

高校生活が始まって1か月も経っていて授業が始まる頃からこんな感じだ。

(ほんといつも何してるんだろ、学校来てはすぐ寝てるけど家で寝てないのかな

ん~男子だからゲームとかかな?)

そんなことばから考えてたらもう朝のショートの時間になる前になっているのに

気が付いた。

「おいこら真理、いい加減起きろってのお前は」

「...ん?だれ...げっ星奈だ」

起こしたほうがいいよね、なんて考えてたらほかの男子が起こしにきた。

「ん?今なんかげっとか聞こえたんだが気のせいか?」

「いっいや聞き間違えだよ、うん...」

「ふ~んまぁいいや、それより真理今日はバイトなかったよな確か」

「いや確か18時からまたあったはず...」

「嘘つくなって毎週水曜と日曜は休みって言ってただろ」

「いや~それは前の話というか」

するとその星奈って子がため息をついて

「なぁ真理、いいこと教えてやるよ」

「えっ」

「人は嘘つくとき右上をみるらしいけど」

そう言われて急に黙りこんじゃった。

「...ちなみに今日は何をするつもりで...」

逃げられないと悟ったのか降参していた。

そしてこの後、彼に惚れて恋する乙女になるとはこの時の彩芽は知る由もない。


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嫌いだったはずが君のおかげで好きへと変わっていった だから君のことが大好きになったんだ えんちゃん3321 @enchan339234

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