詩集 希う望み
STORY TELLER 月巳(〜202
第1話 愛が身を焼く夜毎、寝ず朝日
なんで私の夢よりも
なんでこんなに希う私よりも、また
また
助けた人の夢だけ叶うと知り思う度
叶って喜び離れていく人の
私なんかに感謝もない世界に
愛は消えた。
火は消えた
また、しばらく夢が見れなくなる夜だ。
憎しみはやり場ない。
応援した時の優しい氣持ちが、
自分の愛が濁る、後悔する
足を引く氣は無いが
助けなかったらこれほどまで
痛くて痛くて堪らない程
腕叩きつけて我慢する
劫火に焼かれはしないだろうな
努力時間は叶う時間の速さと釣り合わない。
願う強さにとも、だ。
確実に。
私の方が長く、
より欲している、切実さ。
それは。
ないなら、今すぐ死に絶えたいくらい。
唯一の希望。
それでも。
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