かつて猫になりたかった私へ
@ko_cha
01.犬派です
犬派か猫派かと聞かれたら、どちらかというと犬派だ。
猫カフェにハマって通った時期もあるくらいなので猫も可愛いと思うし、絶対に犬!とかそこまでの気持ちではないけれど、犬を飼ってたことがあるから強いて言うならば犬…という答えになる。友人にもかつての恋人にも「お前は犬に似てる」「犬っぽい」と言われたりしていた。
でも私は猫になりたかった。
なんでか?簡単である。好きな人が「猫が好きなんですよね」と教えてくれたからだ。それで私は一瞬にして「猫になりたい」という思考に染まった。
その上、猫モチーフを見ては好きな人を思い出したり、猫っぽい子の振る舞いを考えてみたり…
この文章を読んでくれている方は、もうお気づきだろう。
これを書いている奴はものすごく単純だ、と。
そう、単純でチョロい。それが筆者のステータスである。
ひとたび好きになるとその人が世界のすべてみたいな錯覚に陥ったりするタイプの人間だ。そのため、好きな人に振り回されまくったりもしてきたし、何なら現在進行形でしている。でもそれでいい。私が「この人がいい」と決めたあの瞬間から、もう戻れないと決まっていたから。
世の中にはいろいろな愛のかたちがあるといわれる昨今、私のこの感情が果たして「恋愛」なのかはわからない。恋愛に見えるようで、違うようにも見えるのだ。
この話はまた別の機会に書きたいと思う。と言いつつも、筆者の思考の8割くらいは好きな人のことで埋まっているので、別の機会はすぐ来ると思う。
これは、どこにでもいる人間の、ふとした感情や記憶を書き残す場所である。
紙の日記やブログなんかもすぐ辞めてしまったような筆者が、それでも「文章を書く」ことは好きで、気まぐれにはじめたようなものだ。
どれだけ続けられるか、試そうと思い、はじめた。
万が一にでも、「これは○○なんじゃないか?」と思うことが書いてあってもスルーしてほしい。私は有名人でもなんでもないが、友人たちには何も言わずに書き始めたので隠せるなら隠したい。
誰かに見つかることはないだろうという前提があるため、ここに書く感情は素直で正直なものであろうとひっそりと誓っている。
ちなみに今は好きな人からの連絡を待ちながら、ライバルの挙動にイライラしてしまっている真っ最中だ。表では人当たりの良さをなるべく出しているので、ライバル自体は私にも普通に話しかけてくるのだけど、本当は「今日も邪魔だ~~~」なんて思ってしまっている。ごめん。私もそんなこと思いたくないから早く他のところにいってほしい。そう願ってばかりである。
世の中の好きな人に狂っている人間なんて大体そんなもんだと思う。
今日だった日が昨日になっているので、もうだいぶ遅い時間に突入してはいるけれど、果たして連絡は来るのだろうか?
私とその人の連絡に関してだけは、もっともっと遅い時間になることも多いのでついつい待ってしまう。これで来なかったらヘコむくせに…と冷静な自分もいるが、結局待ってしまう。繰り返し言うが、世の中の好きな人に狂っている人間なんて大体そんなもんである。
そしてそんな人間の多くは、「ライバルが消えてくれますように」と願いを神に捧げながら、この時間を過ごしているのだと思う。そうであってくれ。
これが叶うのはいつだろう、でも叶わないと思っていたら叶うものも叶わないとどこかで聞いたので、絶対に叶うと信じて生きていこう。
深夜のロイヤルミルクティーは美味しい。
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