ロードバイクの魅力って何だろう。
前回の記事はロード乗りが知っている魅力、
ある意味、ロード乗りあるあるだった。
というわけで今回はロードに乗ってない人に対して、
ロードの魅力を伝えたいと思う。
……。
…………。
………………。
ないな。
ない。
なんにもないです。
ロードバイク、というより自転車全般に乗ってない人に対して、
伝えられる魅力はない、皆無。ゴールデンカイム。
疲れるのも汗をかくのも
上り坂が地獄なのも、
夏は暑すぎて冬は寒すぎるのも、
ロード乗りにとっては楽しみの一つなのだけれど。
乗らない人にとっては全てが逆。
180度、さらにさらに540度回転する。
いやまぁ。
言われてみればそうだろう。
誰だって疲れるのも汗をかくのも地獄の上り坂も
暑すぎるのも寒すぎるのも出来れば回避したい。
本音を言えばロード乗りだって出来ればしたくない。
本音を言えば自分だってそうだ。
疲れもせず、無駄な汗もかかず、
車に乗ってアクセルを踏み、
ガンガン上り坂を進みたい。
夏はクーラーをつけ、冬はヒーターをつけて快適に移動したい。
しかし、ロードに乗ればそれは楽しみに変わる。
「あっちぃぃ!!!!!」
「次のコンビニで絶対にクーリッシュ買う!!!」
「ハーーーーー………………」
と思いながら走るのが楽しい。
「さっみぃぃ!!!!」
「帰ったら熱々のお風呂に入ってさむすぎずびびびびび!」
「さっむ! さっむ! さっむぅぅうぅぃいうぅ!!!」
と思いながら走るのが楽しい。
それでも自転車に乗らない人に対して、
ロードバイクの魅力を伝えるために一言送るとしたら。
ケンドーコバヤシが『バイクの魅力って何ですか?』
と聞かれた時に言う台詞と同じものを送る。
「一度乗ったらいい」
ロードバイクと普通の自転車は格が違うし核も違う。
同じ自転車であって自転車ではないというのが理解出来る。
走り出しから走る速度、速さを保つ性能、そしてブレーキング。
全てが普通の自転車とは違う。
ただ、その『一度乗ってもらう』のが難しい。
これを読んでる人は日常の光景を思い返してほしい。
近所にロードバイクを持ってる人はいるだろうか。
その中で顔を思い出せる人は?
その中で話せる人は?
その中で快くロードバイクを貸してくれる人は?
普通の自転車にしか乗ってない人にでも貸してくれる人は?
おそらくゼロだろう。
もし貸してくれるとしても、世間体などを考えてイヤイヤだろう。
ある映画でこんな台詞がある。
「彼女と車は同じ」
「一日に何回も乗る」
「友達に自慢するが決して貸さない」
それと同じ。
自分もロードバイクの魅力を伝えるために、
友人に愛車に乗ってもらった事はあるが。
それでも横にぴったりとついてサドルや服を掴んで、だ。
会話はさせるが、下手な真似はさせない。
そもそもの話、ロードバイクに乗った事がない人にとって異質の存在。
その話はまた違う時に言おう。
うーん、そうだな。
唯一、手放しで言えるとしたら。
ロードバイクに乗ると健康的になるし、痩せる。
自転車全般はその疲労度の割に運動強度が高い。
つまり、疲れてないのにカロリーを多く消費する。
お昼をトンカツ定食、ご飯はおかわりをしてもいいくらいだ。
いや、それは嘘だ。
運動強度にもよるけど、
確か自転車で1時間走ったらおにぎり二個分、
350キロカロリーを消費するんだったかな。
特にロードは全身運動。
カロリーを消費しつつ、筋肉も増える。
筋肉が増えれば、さらにカロリー消費も増える。
ここでお昼をトンカツ定食、ご飯は一杯。
うどん定食ならご飯はおかわり一杯まで。
麺類は消化がよくすぐエネルギーに変換するからね。
これを休みの日にやっていけば、
かなり健康的な肉体に近づくだろう。
もっと正確に言うと。
ロードバイクじゃなくても、
いわゆるママチャリじゃない自転車。
ちょっとだけお高いクロスバイクやマウンテンバイク。
前傾姿勢になる自転車に乗るだけでも違う感じるはず。
そんな感じかな。
これでロードバイク、
そして自転車人口が増えるといいなぁ。
……無理か。
いや、少しでも興味を持ってくれる人がいれば!!!!
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